夜更けに聴きたい音楽って、その日の気分や過ごし方で全然変わってきますよね。最近ハマっているのは、ジャズピアノのゆったりした演奏。特にBill Evansの『Waltz for Debby』なんかは、ピアノの一つ一つの音が静かな夜に溶け込んでいくようで、気持ちが自然と落ち着いてきます。
もう一つおすすめなのが、アンビエント系の電子音楽。Brian Enoの『Music for Airports』は、時間の流れさえもゆるやかに感じさせてくれる名盤です。繰り返されるシンプルなメロディーが、頭の中を整理するのにちょうどいい。寝る前の30分だけ、目を閉じて没頭するのが私の隠れた楽しみになっています。
最近読んだ中で特に印象に残っているのは、'No Game No Life'のシュヴィと白の関係を深掘りしたファンフィクションです。元々はライバルとして火花を散らす関係だったのが、徐々に互いの才能を認め合い、やがて複雑な感情へと発展していく過程が丁寧に描かれていました。特に白の内面の変化が繊細で、ゲームを通じて相手を理解していく様子に引き込まれました。
この作品の素晴らしい点は、敵対関係の緊張感を保ちつつ、微妙な距離感の変化を自然に表現しているところです。最初は言葉少なだった白が、少しずつ心を開いていく描写は胸に迫るものがありました。作者の筆致が二人の心理描写に長けており、感情の揺れが手に取るように伝わってきます。