英語で「恐れおののく」を表現するなら、'tremble in fear'が最も直訳に近い表現ですね。
例えば、ホラーゲーム『Silent Hill』シリーズでは、主人公が異形の怪物たちに遭遇した時にまさにこの感情を体験します。不気味な環境音と歪んだ世界観が、プレイヤーに生理的な恐怖を植え付け、コントローラーを持つ手が震えるほどです。
文学作品ではH.P.ラヴクラフトの『クトゥルフ神話』がこの感情を巧みに描写しています。人間の理解を超えた存在に対する根源的な畏怖は、'tremble before the unknown'といった表現も使われますね。
『進撃の巨人』の主人公エレンが絶望的な状況で呟くセリフは英語版で 'It's over... we're done for' と訳されていました。原作の緊迫感を損なわず、なおかつ英語圏の視聴者にも感情が伝わる絶妙なバランス。特に『Attack on Titan』の英語吹き替えは、キャラクターの心情を壊さない翻訳で定評があります。
翻訳って本当に奥が深いですよね。同じ絶望感を表現するにしても、『デスノート』のライトなら 'This is the end' とシンプルに、『鋼の錬金術師』のアルフォンスなら 'There's no way out...' とより内省的に訳される。キャラクターの年齢や立場によってもニュアンスが変わってくるのが興味深いです。