反射型のゲーム、例えば『Call of Duty』のようなFPSは、主に注意力と処理速度を鍛える。敵の動きを瞬時に認識し、適切な反応を選択する能力が求められる。これに対し、『Portal』のようなパズルゲームは空間認識力と論理的思考を刺激する。プレイヤーは複雑な問題を分解し、段階的に解決策を見つけ出す必要がある。
面白いことに、『The Legend of Zelda』シリーズのようにアクションと謎解きを融合させたハイブリッド型ゲームも存在する。こうした作品は、複数の認知スキルを同時に刺激するため、より総合的な脳トレ効果が期待できるかもしれない。ゲームの選択は、単なる趣味の領域を超えて、自分がどのような思考能力を伸ばしたいかという選択にも通じている。
やってみると、受付嬢の役は小さな窓口で大きな物語を成立させる仕事だと実感する。
僕は受付の立ち振る舞いを、常に“目的”と“障害”で組み立てるようにしている。目的は単純でいい――案内する、遮る、時間を稼ぐなど。それを妨げる要素を想定すると、自然な反応や間(ま)が生まれる。たとえば慌ただしい訪問者には短い遮りのジェスチャー、親しげな常連には微かな表情のゆるみを足すだけで関係性が明確になる。
映画的に言えば、カメラは顔の細部を拾うので、視線の移し方、指先の動き、呼吸の整え方が台詞と同じくらい重要になる。小道具──ペン、伝票、ベル──を自分の身体の延長として扱えば、シーンに自然なリズムが生まれる。参考にしたい空気感は『Grand Budapest Hotel』のような細部の積み重ねで、受付という立場から世界観を伝えるつもりで演じると良い。終わり方はいつも、その場の「残響」を残すことを意識している。