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第6話

Author: 金のストレート
病院の診察室で、医者は私の検査結果を見終わると、ふと顔を上げて私をちらりと見た。

「何か刺激の強い薬を飲んだことはありませんか?」

「ありません」

疑問を抱きながら首を振って否定した。

私は普段から体調が良く、軽い風邪や熱程度では全く体調に影響しない。

数日で自然に治るから、薬を飲むことなんてほとんどない。

今の症状は明らかに異常で、痛みに耐えられなくなったから病院に来た。

ところが、医者は眉をひそめ、私をじっと見つめながら言った。

「本当に薬を飲んだことはないんですか?医者に嘘をついても、病気には良くないですよ」

「本当に飲んでません」

医者は私が誠実に答えたことを確認すると、疑うことはなく、困惑した表情で言った。

「でも、あなたの検査結果を見るに、これは長期的に性欲増幅の薬を服用した後の副作用のようです」

「何ですって!?」

私は検査報告書を手に取ると、結論の欄には確かに体内に薬物の残留があると書かれていた。

私は信じられず、「先生、もう一度よく見てください。検査結果が間違っている可能性は?」

「機械での検査は間違えはありません。服用していなければ、
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