すると、レイはユウマの胸に顔を埋めたまま、不思議そうな声で答えた。「うん? だろうねー。ヒナ姉は、奥手だし、恥ずかしがり屋で男友達もできたことないよ? そんなヒナ姉が家に男子を連れてくるって……好きで心に決めた人しか連れてこないよ。親とかにも話さないといけないんだしー。無理やり家に遊びに来た男子ってこともあるかもだけど……そんな状況でヒナ姉が寝る訳ないしー」 その言葉に、ユウマは目を見開いた。彼女はすべてを理解した上で、自分を受け入れていたのだ。「それを分かってて、俺とエッチな事したのか?」 ユウマの問いかけに、レイは『うっ』、と声を詰まらせた。「だ、だって……うぅぅ、あっ!! それ、ユウマくんが言うセリフじゃなーい! ユウマくんが……触ってきたんじゃない。もぉー」 レイは顔を真っ赤にさせ、ユウマの胸を叩いた。「部屋に誘ったのは、レイだけどなー」 ユウマがさらに追い打ちをかけると、レイは観念したようにため息をついた。「は、はぅ……ヒナ姉……ごめんなさいぃぃ……」 レイは、いないヒナに、心からの謝罪の言葉を述べていた。 ユウマの言葉に、レイは緊張した顔をして尋ねた。「……そ、それで……ユウマくんは、だれと……付き合うの? わ、わたし?」 ユウマは、レイの頬に優しくキスを落とし、微笑んだ。「ん? あ、俺は、誰と付き合うんだろうな? 誰かと付き合う気はないんだけどな。でも、ヒナとアヤにレイを傍に置いて守って暮らしたいとは思ってるな」 その言葉に、レイは目を丸くした。「え? それで……ユウマくん、ダメなやつじゃ? 3……4角関係じゃん!」 レイの指摘に、ユウマは首を傾げ
Last Updated : 2025-12-11 Read more