「ピーヨよろしくね」 いそいそとピーヨの背中へのぼる私。 そういえば書斎いってないな。 あの書斎は私が小さくなってからあるのか、それとも大きなままなのかしら…。 あの木の扉を出て私の知らない世界にきちゃったのよね。 明日行ってみようかな。 ピーヨにつかまりながら世界樹の宿り木の上にある旅館へ帰りつく。 旅館に入ると布団に飛び込み泥のように眠りについた。 ◇◆◇◆◇◆ ピーヨを連れておおきな木の扉の前に来ていた。 うん。 わたしはどうやら連れてこられた時点では大きかったようだ。 入れない。っていうか扉を開けれないのよね。 うう。 書斎があっても結局、はいれないんじゃ意味ないじゃないの~!! じたばたしながらしばらくたたずんでいた私。 そういえばコーヒー店はここら辺にあったような気がする。 そうして探すこと1時間。 はぁはぁ。やっと見つけた。 目印ないんじゃわかんないなぁ。 なにか良いものはないかしら。 んー。 花がいい! 意外にもここの世界のこの場所は気候はいいし、どうせなら見応えのあるスポットにしよう。
Last Updated : 2025-12-03 Read more