『呪術廻戦』のヒグルマを主人公にしたAngstとFluffが混ざったファンフィク、私のお気に入りは彼が元原告と偶然再会する話です。法廷では完璧な弁護士だったのに、私生活では自分を罰し続ける様子が胸に刺さります。ある作品では、雨の日に傘を差し出すシンプルな優しさで彼の心の氷が解けていく描写が最高でした。AO3のタグで「Hiromi Higuruma Needs a Hug」を検索すると、そんなストーリーがたくさん見つかりますよ。
最近読んだ中で強く印象に残っているのは、'呪術廻戦'のヒグルマ弘美を題材にした『Black and White』という作品です。ヒグルマの複雑な過去とパートナーの闇が交錯する物語で、特に二人が夜の公園で本音をぶつけ合うシーンは胸に刺さりました。法廷シーンを彷彿とさせる対話形式で進むため、キャラクターの心理描写が非常に深く、読んでいて引き込まれます。ヒグルマの「正義」に対する歪みと、パートナーの「贖罪」願望が絡み合い、最後の和解シーンでは涙が止まりませんでした。重たいテーマながら、救いのある結末がこの作品の真価だと思います。
作者の法律知識が随所に活かされており、ヒグルマの検事時代のエピソードが巧みに現在の人間関係とリンクしています。パートナー役のオリジナルキャラクターも非常に書き込まれており、単なる慰め役ではなく、等身大の弱さを持ちつつヒグルマと対等に向き合う姿が素晴らしい。暗さの中に灯りのような優しさがある、大人向けの深いラブストーリーです。