Sakuma Reiを主人公に据えたファンフィクションで特に印象的だったのは、『憂国のモリアティ』の世界観を借用した『Shadow of the Violin』です。ミステリーの要素として、Reiが芸術家としてのキャリアと並行して解決する連続殺人事件が絡み、彼の繊細な心理描写が際立ちます。ロマンスラインでは、オリジナルキャラクターの法医学者との関係性が、氷のように冷めたReiの心を少しずつ溶かしていく過程が秀逸。
最近ハマってるのは『Dance with Devils』のReiを探偵役にした『Midnight Waltz』かな。超常現象が起きる洋館で、彼が謎の女性と謎解きしながら恋に落ちる話。Reiの皮肉屋なセリフ回しと、相手キャラの純真さの化学反応がたまらない。特に鏡に映らない彼女の正体に気づく第7章の描写は、一瞬で凍りつくような恐怖と切なさが同居してて。ミステリーの伏線回収もきっちりしてるから、ロマンスだけじゃなく推理好きにもおすすめ。