戴冠式シーンで使われる音楽は作品の雰囲気を一気に高める重要な要素だよね。例えば『指輪物語』のアラゴルンの戴冠式では、ハワード・ショアの『The Return of the King』の荘厳なオーケストラが、王の帰還を象徴するような重厚なメロディを奏でている。あの曲はトランペットのファンファーレと合唱が混ざり合い、まさに歴史的瞬間にふさわしい壮大さを感じさせる。
日本のアニメだと『コードギアス』のルルーシュの戴冠式シーンも印象的だった。『Continued Story』のピアノとストリングスが静かに始まり、次第にクライマックスに向かって盛り上がっていく構成は、複雑な主人公の心情を音楽だけで表現しているようで鳥肌が立つ。戴冠式のBGMって、単なる儀式の伴奏じゃなくて、そのキャラクターの人生の集大成を音で表現する役割があるんだよね。
ゲームだと『ファイナルファンタジーXIV』の影の戦士たちの戴冠式シーンで流れる『To the Edge』なんかも秀逸。通常の戦闘BGMとは違う、苦悩と決意が交錯するようなアレンジが、戴冠という儀式の重みを増幅させている。戴冠式の音楽選びって、その作品のテーマや主人公の性格まで考慮された上で作られているから、改めて聴き直すと新たな発見があるかも。