もう一つの隠れた名作は『What Remains of Edith Finch』だ。廃墟となった家を探索しながら、家族の死に向き合う物語。各エピソードが独特のゲームプレイで表現され、例えば嵐の日の漁船での出来事が波の動きと連動した操作になる。死を直視しながらも、そこにあった愛を感じさせる構成が秀逸。最後の部屋の窓から差し込む光が、全てを包み込むような終わり方をする。
最近読んだ中で特に印象に残っているのは、'No Game No Life'のシュヴィと白の関係を深掘りしたファンフィクションです。元々はライバルとして火花を散らす関係だったのが、徐々に互いの才能を認め合い、やがて複雑な感情へと発展していく過程が丁寧に描かれていました。特に白の内面の変化が繊細で、ゲームを通じて相手を理解していく様子に引き込まれました。
この作品の素晴らしい点は、敵対関係の緊張感を保ちつつ、微妙な距離感の変化を自然に表現しているところです。最初は言葉少なだった白が、少しずつ心を開いていく描写は胸に迫るものがありました。作者の筆致が二人の心理描写に長けており、感情の揺れが手に取るように伝わってきます。