音の選び方ひとつで場面の重さがぐっと変わる。映画音楽の中でも、宇宙と兄弟の物語に合うものを集めてみた。
まずは『インターステラー』から“Cornfield Chase”と“No Time for Caution”。薄いパイプオルガンとブラスの重なりが、未知への一歩と不安、そして希望を同時に鳴らしてくれる。打ち上げ直前や決意を固める場面に強烈に合うと思う。
対照的に古典的な威厳を求めるなら『2001年宇宙の旅』で流れる“Also sprach Zarathustra”と“Blue Danube”。儀式めいた高揚感と優雅さが混ざって、兄弟の絆が歴史の一部になるような壮大さを演出できる。派手さだけでなく、静かな余韻を残すVangelisのシンセ曲も合間に挟むと、場面の奥行きが増して好きだ。