感情の寄り添い方を重視するなら、インスト中心の現代的なアンビエントやポストロックがとても効く。個人的に『宇宙兄弟』の静かな対話や内省の場面に合わせたいのはM83の“Outro”、Explosions in the Skyの“Your Hand in Mine”、そしてÓlafur Arnaldsの“Near Light”だ。
“M83の“Outro”は徐々に広がるシンセとコーラスが感動を大きく育ててくれるし、Explosions in the Skyはギターの反復が緊張と解放を巧みに作る。Ólafur Arnaldsはピアノと細やかな電子音で瞬間の温度をそのまま保ってくれるから、兄弟が見せるちょっとした表情や沈黙にすごく寄り添ってくれる。こうした曲を間に置くだけで、場面の余韻が長く残るようになるから、個人的にはよく使う組み合わせだ。