読書会で取り上げたとき、一番議論が白熱したのが『The Diving Bell and the Butterfly』だった。片側の視点から極度の身体依存を語るこの回想では、日常の細やかなケアや他者への依存が避けられない状況が生々しく描かれている。オムツの扱い自体が象徴的に登場し、自立と尊厳の問題を考えさせられる。
読んだとき、つい顔がほころぶ場面が多かった。『Bringing Up Bébé』はフランスでの子育て体験を実話を基にユーモラスにまとめたもので、オムツやトイレトレーニングに対する文化差が興味深い対比として描かれている。育児にまつわる細かな習慣が、国や社会によっていかに違うかを実感させてくれる内容だった。