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6-1.レイカ、女バスな人たちとご一緒する

2025-04-16 18:00:46

 おひさー。女バスの子たちとは卒業式以来。みんな元気そーでナニヨリ。ナナミは安定の肩幅だね。あれ? セイラやつれてない? 地元のシステム会社に就職したって聞いたけど、ソッカー。やっぱキビシーよね、実社会は。特に女子にはさ。ミワおかーさんだけだね、輝いてるの。ムセッかえるっての? ムネやけするっつーか。最近トミニ匂いがきっついな、ミワちゃんのそばいくと、くらくらするから離れて座ろ。ゴメンね。

何これ?

「あ、おとーしになりますー」

 ゴマスリセットが? で、なんでみんなしてゴマスリし始めてんの? 席に着くなりゴリゴリゴリって、変じゃね?

ナナミがゴリゴリゴリ。

「ミワ、まゆまゆ誰に預けてきたの?」

「ママ友。気楽に頼める人がいて助かる」

「「「それ希少種。レッドデータ、イマドキ」」」

「ところでセイラ、なんで金髪にした? 前の黒髪の方があんたらしくてよかったのに」

「彼氏でもできたの?」

「うん、そんなとこ」

「似合ってるよ。セイラ」

「ありがと。ミワ」

「おまたせー」

 カリン来たー。遅かったね。スーツにスラックス。かっこいい。

ナナミがゴリゴリゴリ。

「おー、カリン」

 ミワちゃんが(以下、略)。

「遅かったねー」

 セイラが(以下、略)。

「待ってたー」

「仕事がね、たまっちゃってて」

 ナナミが(以下、略)。

「かせーでるね」

「サービスありきっての? よう、レイカ。おひさ」

「んっちわ」

 みんな思ってたほどじゃなくてよかった。落ち着いてる感じ。やっぱ、四年も経つと忘れてくるのかな。さみしー気もするけど、事件が事件だから、これでいいよね。

 エッグノックって初めて飲んだけど、おいしかったな。ミワちゃんがウチの前に次々置いてくれるんでいい気になって5杯も飲んじゃった。酔って寝ちゃったんだ、ウチ。ふわー。あれ? カリンとセイラだけだ。ミワちゃんたちは?

「用事済ませて三〇分くらいしたら戻るって」

「ナニやってるの、それ」

「ゲーム」

 すげないね
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