あの日以来、玲司の体は少しずつ弱っていった。仕事が忙しすぎて体の検査を受ける時間もなく、自分の栄養が子供たちに吸収されていることなど、知る由もなかった。
そして、彼のお腹は徐々に大きくなった。
いつしか腹筋は丸みを帯びた弧を描くようになっていた。
玲司は賢い男だ。すぐに疑いの目をあなたに向けた。
ガラスタンクの前に立って、赤くなった目であなたを起こし、「これは一体どういうことなんだ」と問い詰めた。
あなたは悠々と彼の前まで泳ぎ、赤い瞳を細めて微笑みながら言った。「私たちの子供たちは順調に育っているみたいだね。お父さんのお腹をこんなに丸くしてしまってさ」
以前、彼が隠していたことへの怒りはまだ残っていたが、あなたは静かに彼への罰を選んでいた。
「な、なんだって!?」
玲司は信じられないという表情で、自分の少し膨らんだお腹を見つめた。
彼が驚愕のまなざしを向けている間に、あなたはガラスタンクの扉を簡単に開き、触手で彼をタンクの中に引き込んだ。
玲司は抵抗しながらも培養液の中に押し込まれた。窒息するかと思ったが、意外にも彼はその環境の中で呼吸ができた。
それは、あなたが彼を選んだからこそ、成し得たことだった。
触手が玲司の服を引き裂き、彼のお腹に優しく触れた。「まだ水の中で完全に交配したことはなかったよね?」
彼が拒否する隙も与えず、「試してみよう!」と宣言した。
玲司の心は恐怖で満たされ、あなたをしっかりと掴んで離そうとしない。
そんな彼に微笑みかけながら、あなたは囁いた。「卵を産んでくれないか」
「子供たちは今日孵化するんだよ。君は最高の父親になるだろう!」
「私はずっと君たちを見守っているよ。」