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青年はなんて鈍感なんだろう?3

مؤلف: 結城慎二
last update تاريخ النشر: 2026-02-12 07:45:37

 最初は嫉妬をはらんだ愚痴だったものが、いつしかガス抜きがうまくいったためか冷静さを取り戻し、思考が冴えてくる。

 嫉妬以外にも度重なる戦闘などの旅のストレスも募っていたのかもしれない。

「で、俺、思うんだよ。クリスティーンをお姫様として扱うのはよくないんじゃないかって」

「なんでさ?」

「考えてみてよ、ただでさえ一度さらわれてるんだよ? いつまた誰かに襲われないとも限らないじゃないか」

「けど、首謀者のウィザードはあんたが倒したんだろ?」

「ああ」

「俺は寝返ったし、他の奴らもあらかた倒したんだから大丈夫じゃねぇか?」

「そうかなぁ……」

「なにか気になることでもあるのかい?」

「んーん……クリスティーンは城からさらわれたのか?」

「ああ、城内じゃあない。公務で城を出たところを襲ったそうだ」

「やっぱそうだろ? 王族が城から出るってことはそれくらいリスキーなことなんだよ。ましてや今は護衛が少ないんだし、打てる手は

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