「一緒にいて良いでしょ! もしかして、嫌いにでもなっちゃったの?」 思わず身を乗り出して聞き返すと、サナは弾かれたように叫んだ。「嫌いなわけないだろ!!! ……ただ、その、恐れ多くなっただけだ……」「え? サナが?」 あの不敵な笑みを絶やさない彼女が、恐れ多いなんて。俺の言葉に、サナは居心地悪そうに視線を泳がせ、真っ赤になった耳を隠すように顔を伏せた。「ああ、ちょっとだけな……。魔王なんて、そらの前ではただの小娘に見えてしまうんじゃないかと思って……」「あははは……」 さっきまで俺に「パンツを見せないぞ!」と脅していた威厳はどこへ行ったのか。神を越える職業という文字の重みが、彼女の心に柄にもない遠慮を生んでしまったらしい。 俺は少しだけ寂しそうにしているサナの手を引き、再び自分の方へと引き寄せた。「神を越えていようがレベルがいくつだろうが、ボクにとってはサナはサナだよ。それに……」 俺は彼女の耳元に口を寄せ、リーダーたちに聞こえないよう、小さな声で囁いた。「……可愛いハート柄のパンツを見せてくれる『魔王様』なんて、世界に一人しかいないしね」「っ……! もう、それを言うなぁ!」 サナは顔を真っ赤にして俺の胸をポカポカと叩いたが、その表情にはいつもの明るい笑顔が戻っていた。♢桃色の決意と柔らかな休息 俺は笑いながらテントの中でゴロゴロと転がり、サナの隣に身体を滑り込ませた。そのまま、彼女の柔らかそうなお腹を枕にする。「サナのお腹、柔らかくて気持ちいいな」「そうか? 気に入ってくれたら嬉しいぞ。好きなだけ使ってくれ」 サナは慈しむような手つきで俺の髪をそっと撫でた。彼女の体温と、お腹の規則正しい鼓動が耳に伝わってきて、なんだかひどく落ち着く。「たまにお腹を枕にするね」「毎日でも良いぞ。太ももでも良いしな」 そう言って彼女が自分の身体を少しずらしてくれたのだが、寝返りを打って向きを微調整した瞬間、俺の視界に強烈な色が飛び込んできた。「……もろにパンツ見えるんだけど?」 顔のすぐ横、ワンピースの裾の奥に、あの桃色にハート柄が鎮座している。近すぎて、もはや布地の質感まで分かりそうな距離だ。「見たいんじゃないのか?」 サナは隠すどころか、わざとらしくお腹を少し突き出すようにして、ニヤニヤと意地悪そうに覗き込んでくる。「こんな近
Zuletzt aktualisiert : 2026-03-23 Mehr lesen