『Edge of Dawn』というインスト曲がクライマックスシーンで使われたことで有名です。歌詞はありませんが、疾走感のあるバイオリンと不協和音の連続が緊迫感を最大化します。特に最終回で主人公が真実に向き合うシーンとの相性は圧巻で、視聴者からのリクエストが殺到したため、単独で配信リリースされるほどでした。この曲だけを聴いても、物語の重要な転換点を思い出すことができる仕掛けになっています。
最近読んだ'Shinigami 09'のファンフィクションで、'Black Rose Requiem'という作品が強く印象に残っている。死神と人間の禁忌の恋を、時間逆行という設定で描きつつ、運命の鎖を引き裂こうとする二人の葛藤が胸を打つ。特に、主人公が過去を書き換える代償として記憶を失う展開は、切なさと覚悟が交錯していて、読後に余韻が続いた。戦闘シーンよりも感情描写に重点を置いた筆致が、このCPの悲劇性を一層際立たせている。
個人的には、サブキャラクターの台詞を通じて『運命とは変えられるものだ』というテーマが何度も強調される構成が秀逸。作者の独特な比喩表現——例えば『死神の鎌は時を刈り取るが、心まで刈り取れはしない』といったフレーズ——が物語に詩的な深みを加えていた。完結済みで長編なのもポイントが高い。