表現の幅を考えると、'いやがうえにも'は英語で一語にぴったり当てはまる訳語がないぶん、文脈に応じて選ぶのが肝だと思う。
場面によっては「whether one likes it or not」が直訳に近く、強制的・不可避のニュアンスを拾いやすい。例えば「彼はいやがうえにも前に出された」は "He was put forward whether he liked it or not." のようにできる。
僕は感情の自発性や強度を伝えたいなら「involuntarily」や「against his will」、強調として働く場合は「all the more」や「even more」を使うことが多い。訳すときは原文のトーンを壊さないよう、周囲の言葉からどのニュアンスが強いかを見極めることが大事だと感じている。