武道の世界では『胸を借りる』という表現がよく使われますが、英語に訳す際にはニュアンスをどう伝えるかが難しいですね。『May I practice with you?』や『Could you spare me some practice time?』といった婉曲的な表現が近いかもしれません。
この言葉には、相手の技量に対して敬意を払いつつ、自分が学ばせてもらうという謙虚な姿勢が込められています。『借りる』という表現そのものを直訳するよりも、武道の精神を理解した上で、自然な英語のフレーズに落とし込むのが良いでしょう。『Would you mind being my practice partner?』なんかも状況によっては使えそうです。
興味深いことに、英語圏の武道家同士の会話では、『Do you want to roll?』(柔術)や『Wanna spar?』(空手)など、各武道ごとに独特の言い回しが存在します。日本語の『胸を借りる』のように幅広く使える表現はあまりないのが実情です。