語感をつかむためには、英語の直訳と比べるのも有効だと考えている。『恐れ多い』は場面によって "I am honored" や "I am deeply obliged" に近く訳せる一方で、単なる恐れや恐怖を表す "scary" とは全く別物だと示す。誤用されやすい例として「恐ろしい」と混同しないよう、意味の対比練習を多めに取り入れている。
言葉を直訳すると「店の入口に掛かっている暖簾に腕で押し当てる」という光景になります。
僕が英語話者に説明するときは、まずその視覚イメージを共有します。暖簾は向こう側にいる人を遮る柔らかい布で、腕を押し込んでも相手は動かず、結果として努力がほとんど意味をなさない状況が想像できます。そこから意訳として「a futile effort」や「an effort that produces no result」という説明に繋げます。
具体的な日本語の用例を見せると理解が早いです。例えば「彼に頼んでも暖簾に腕押しだ」は「Asking him is a futile effort; he won't respond」と訳せます。こうした順で視覚→意味→英語訳を提示すると、ニュアンスが伝わりやすいと感じます。