相田みつをの詩は日本語独特のニュアンスが強いんだけど、英語に翻訳された作品もいくつか出回っているよ。特に『にんげんだもの』は『Human Being』というタイトルで海外でも知られている。
翻訳の難しさとして、彼の作品はひらがな中心でリズムが命だから、英語にするとその味わいが半減する気がする。それでも『The Art of Being Human』なんかは、書道と英訳を併記した貴重な本。文化の違いを超えて、等身大の生き方を説くメッセージ性はちゃんと伝わってくる。
個人的におすすめなのは、日本在住の翻訳家が手がけたアンソロジー『Aida Mitsuo: Selected Poems』。解説付きで、禅の思想背景まで掘り下げているのがいい。英語圏の友人に「日本の禅ポエム」と紹介すると結構ウケるんだ。