厚塗りで髪を描くとき、柔らかいタッチとハイライトの表現に重点を置いています。Clip Studio Paintの『油彩ブラシ』が特に気に入っていて、毛束の立体感を自然に表現できます。
髪の流れを描く際は、最初に大まかな影を配置してから、細かいストロークでディテールを追加する方法をとっています。『水彩ぼかし』ツールを併用すると、グラデーションが滑らかになります。最後に『ハードエッジブラシ』で鋭いハイライトを加えると、光の反射がよりリアルに感じられます。
キャラクターの目を閉じた表情を描く時、筆圧の変化が自然に表現できるブラシが重宝します。特に『CLIP STUDIO PAINT』の水彩ブラシは、まつ毛の柔らかな広がりと瞼の微妙なグラデーションを同時に再現できるのが魅力です。
デジタルイラストの場合、瞳孔部分の処理が難しいのですが、エアブラシツールで軽くふんわりとした陰影を加えると、眠そうな雰囲気が出せます。アナログ派の方には、サンフードの面相筆が細かな線のコントロールに適していて、目頭から目尻へのかすれを表現するのに向いています。
仕上げにスポット的に使いたいのが、ドライメディウムブラシ。まぶたのふくらみにほんのり光を入れる時、従来のハイライトより自然な仕上がりになります。