Ghost in the Shell'の世界観で描かれるゼロ少佐のサイバー義体は、生体脳を除くほぼ全身が機械化された「完全義体」というコンセプトが核心だ。
彼女の義体には人工筋肉のマイクロマシンが採用されており、通常の人間を超える筋力を発揮できる。触覚や痛覚も神経インターフェースを通じて再現されており、義体ながら自然な感覚を得られるのが特徴。特に興味深いのは、頸部の接続部に設置された光学迷彩ユニットで、周囲の光を屈折させて姿を消す機能を持つ。
脳と義体の接続には量子通信技術が使われているという設定が、原作漫画で示唆されている。これにより思考と動作にラグが生じず、脊髄を介さない直接制御が可能。ただし完全義体ゆえに、ハッキングや電磁パルス攻撃に対する脆弱性という代償もある。