The gifts of the Moon Goddess

The gifts of the Moon Goddess

last updateHuling Na-update : 2026-05-23
By:  KasieIn-update ngayon lang
Language: English
goodnovel16goodnovel
Hindi Sapat ang Ratings
47Mga Kabanata
1.1Kviews
Basahin
Idagdag sa library

Share:  

Iulat
Buod
katalogo
I-scan ang code para mabasa sa App

Lena Hart has been waiting her entire life for the day she would meet her fated mate. This dream is however shattered when she turns nineteen, as her mate happens to be the ruthless Alpha Kade Blackwood who rejects her outright. Humiliated and heartbroken Lena leaves her pack, promising herself not to come back again. Nevertheless, fate decides otherwise when dark force threatens both of their packs Lena rises as an unexpected leader with newfound strength. With war on the horizon Kade finally realizes he made a catastrophic mistake. But is it still too late to get back the mate he once carelessly tossed aside?

view more

Kabanata 1

CHAPTER 1

私は栗林清花(くりばやし さやか)。

古賀知樹(こが ともき)の実家での食事中、彼のコートのポケットから小さな箱が転がり落ちた。

拾い上げて開けてみると、なかには婚約指輪が収まっている。

知樹の母が、もどかしそうに息子の肩をポンと叩いた。

「さっさと清花ちゃんをもらいなさい。良い子は他所に取られちゃうかもよ。今夜プロポーズして、明日にでも婚姻届を出しなさい」

その場にいた全員が、ドッと笑い出した。

私は頬を染め、彼から「結婚しよう」の言葉を待ちわびていた。

だが知樹は、私の手から指輪を取り上げると、隣に座る秘書の須藤優奈(すどう ゆうな)に渡した。

「いや、これは優奈のを預かってるだけなんだ」

そう言って、いつもの優しい手つきで私の髪をくしゃりと撫でた。

「大人しく待ってて。今度二人で、気に入る指輪を見に行こう」

優奈の顔に一瞬よぎった、してやったりの笑みを、私は見逃さなかった。

私は音もなく、口元だけで笑った。

知樹は知らない。私たちに「今度」は、もうない。

私の結婚式は、今週の日曜日に決まった。

優奈が無邪気な笑顔でグラスを差し出した。

「私のは適当に買った安物です。清花さんの審美眼には到底及びませんわ」

私は言葉を返さず、彼女の薬指にはまる指輪に視線を落とした。

リングの内側には、私と知樹のイニシャルが刻まれている。

これは紛れもなく、私自身がデザインした指輪だ。

知樹が背後から何げなく私の腰に腕を回し、優奈へ淡く笑んだ。

「口が上手だな。おとなしくフルーツでも食べていろ」

窘めるふりをしつつ、その声には優奈への親しみとかばう響きが滲んでいた。

優奈は可愛らしく舌を出すと、距離を置いてフルーツをつまみ始めた。

この曖昧な関わり方は、上司とアシスタントの一線を完全に超えている。

ここ数年、知樹は様々な宴席に優奈を連れ歩き、見聞を広めさせるためだと言い張ってきた。

今では家族の集いにまで彼女を同席させるようになっていた。

周囲から、私を探るような、あるいは同情するような視線が一斉に注がれた。

知樹の母も何か言いたげだったが、結局ため息をつき、黙り込んだ。

その瞬間、スマホが短く震えた。母から送られた数秒の動画だ。

映像には、優奈の口をつけたグラスを知樹が何の躊躇もなく受け取り、新たに酒を注いで一気に飲み干す姿が映っていた。

【清花、お父さんもお母さんも、ただあなたにしっかり考えてほしいだけなの。

七年よ。七回も結婚の話を逸らし続けた男が、本当にあなたを幸せにしてくれるの?】

指先がかすかに震え、私はスマホをロックした。

宴席の間ずっと、私はいつも通り穏やかに知樹の隣に座り、笑顔で会話を続けた。

宴が終わると、知樹は当然のように私の手を取ろうとした。

私はさりげなく身をかわし、彼の脇をすり抜けた。

「帰りましょう。少し疲れた」

知樹は一瞬きょとんとしたものの、すぐに後を追ってきた。

車内は静まり返り、私はただ窓の外を流れる景色を眺めていた。

街のネオンがきらめき、ガラスに映る私の顔をまだらに照らし出した。

家に近づいた頃、知樹が唐突に話し出した。

「指輪の件は俺が悪かった。

優奈には一切落ち度がない。俺が勝手にやっただけだから、彼女を責めるな」

心がずっしりと沈んだ。

彼は最初から、すべてを理解していたのだ。

知樹は小さく息をつき、腕を伸ばして私を抱き寄せた。

子供をあやすような甘い口調で、柔らかく囁いた。

「機嫌を直してくれよ。

今度埋め合わせると約束しただろ。式では、これよりずっといい指輪をつけてやる。な?」

込み上げる苦しさを必死に抑え込んだ。

この七年間、彼は何があっても「今度だ」という言葉で済ませてきた。さすがにあんまりだ。

「知樹」

私は顔を横に向け、まっすぐ彼を見つめた。

「七年も付き合って、周りもみんな知っているの。

それなのにきちんとした形がないせいで、人に聞かれたとき、どう説明すればいいかわからない」

車内に重たい沈黙が訪れ、私を抱く腕がわずかに緩んだ。

「二人で穏やかに暮らせればそれでいい。他人への説明など必要ない」

知樹は私の頬を軽くつまみ、苦笑を浮かべた。

「別に結婚しないってわけじゃない。そんなに焦っていたら、周りに笑われるぞ」

彼は何事もないように、軽く言い流した。
Palawakin
Susunod na Kabanata
I-download

Pinakabagong kabanata

Higit pang Kabanata

To Readers

Welcome to GoodNovel world of fiction. If you like this novel, or you are an idealist hoping to explore a perfect world, and also want to become an original novel author online to increase income, you can join our family to read or create various types of books, such as romance novel, epic reading, werewolf novel, fantasy novel, history novel and so on. If you are a reader, high quality novels can be selected here. If you are an author, you can obtain more inspiration from others to create more brilliant works, what's more, your works on our platform will catch more attention and win more admiration from readers.

Walang Komento
47 Kabanata
Galugarin at basahin ang magagandang nobela
Libreng basahin ang magagandang nobela sa GoodNovel app. I-download ang mga librong gusto mo at basahin kahit saan at anumang oras.
Libreng basahin ang mga aklat sa app
I-scan ang code para mabasa sa App
DMCA.com Protection Status