The legend of the lightning beast

The legend of the lightning beast

last updateLast Updated : 2022-06-21
By:  Temmy penOngoing
Language: English
goodnovel16goodnovel
Not enough ratings
37Chapters
3.5Kviews
Read
Add to library

Share:  

Report
Overview
Catalog
SCAN CODE TO READ ON APP

Synopsis

What happened when a human got some strange abilities that can be classified as supernatural power.What if unknown mysteries begins to unravel,will the human be able to overcome every circumstances that comes it's way. A werebeast ,being the last of it's kind due to the hatred he have for human because the humans had destroyed them all.it decided to reside in the forest of a kingdom called Persia. He has been living in the forest for many years until the kingdom"persia" send a invitation to him in order to help them in winning a life threatening war that aroused against them .After much persuading from the kingdom he help them in winning the battle .Not long after the war ends he got betrayed by the kingdom king. But as a supernatural being that has lived for thousand years.He predicted the betrayal so he made arrangements so that the lightning beast will not cease to exist. He gave his child to someone he trust to be taken care of.Before he died,he transfer his power into a orb to be absorb by the chosen one. Who is the chosen one? Who is the beast child? Watch out in this interesting story.

View More

Chapter 1

Chapter 1 letter of war

私・神崎明日香(かんざき あすか)と瀬名修也(せな しゅうや)が婚姻届を出すのには、いつも必ず「最後の一歩」が足りなかった。

この3年間で役所へ向かった回数は、実に30回。そのたびに、不可解な事故が起きた。

1回目は、道端で突然暴れ出したホームレスに4回も刃物で刺され、役所の入り口で死にかけた。

2回目は、スピード違反のバイクに轢かれ、手の骨を粉々に砕かれた。

3回目は、ショッピングモールの火災に巻き込まれ、炎の中心に丸3時間も閉じ込められた。

……

周りの誰もが、修也との婚約を解消するようにと私を諭した。

それでも、私だけは決して諦めようとしなかった。

31回目の婚姻届を出そうとしたあの日、頭上から落下してきた看板の下敷きになり、ICUへと運ばれるまでは。

頭蓋骨骨折に重度の脳震盪。十数回も危篤になった。

2ヶ月間も生死の境を彷徨い、ようやく一命を取り留めた。

だが退院の日、私は修也と彼の友人が交わしている会話を偶然耳にしてしまう。

「あの苦学生のことが本気で好きで、婚約破棄したいなら、直接明日香に言えばいいだろ。なにもあんな事故を仕組む必要ないじゃないか。

あいつ、もう少しで死ぬところだったんだぞ」

修也は長い沈黙の末、重苦しい声で答えた。

「俺には選べないんだ。10年前、神崎家は俺の命を救ってくれた。そのせいで彼女の両親は亡くなった。彼女との婚約は、恩返しのためなんだよ。

でも、俺が愛しているのは小鳥遊玲奈(たかなし れな)だ。あいつ以外、誰とも結婚したくない」

自分の全身に刻まれた無数の傷跡を見つめながら、私は泣き崩れた。

私が受けてきたこれまでの苦難は、不運な事故などではなく、すべて彼が意図的に仕組んだものだったのだ。

彼が決断を下せないというのなら、私が代わりに選んでやる。

……

「婚約を破棄するって言うの」

修也の母である瀬名百合子(せな ゆりこ)は大きく目を見開いたまま、しばらく言葉を失っていた。

これまでの長い間、私がどれほど修也に執着してきたか、彼女は誰よりもよく知っているからだ。

真相を知らない百合子は、なおも私を引き止めようとした。

「明日香、もう一度よく考え直してちょうだい。

修也と婚姻届を出せば、お母さんがすぐにでも最高に盛大な結婚式を挙げてあげる。絶対に惨めな思いなんてさせないから」

私は何も答えず、退院前に録音しておいた音声データを再生した。

そこから流れてきた会話の音声に、百合子は言葉を喉の奥に詰まらせた。

「3年間で31回。彼と婚姻届を出そうとするたびに事故が起きた。そして、それらはすべて彼が自ら仕組んだことだったの」

私は静かに、これまでの手術同意書と危篤の知らせをすべて彼女の前に並べた。

「彼は結婚に縛られるのが嫌みたい。だったら、私も無理強いはしないわ。

婚約を解消した方が、私にとっても修也にとっても都合がいいはずよ」

音声が暴いた真実に、百合子は怒りで全身を震わせている。

そして、私の全身に残る傷跡を目にして、最後は諦めたように頷いた。

「あなたのご両親は亡くなる前、私にあなたのことを頼むって言っていたのに。それなのに、こんな結果になるなんて……

瀬名家は、あなたに顔向けできないわ」

鼻の奥がツンと熱くなり、私は胸に込み上げる苦しさを必死に押し殺した。

瀬名家の屋敷を出ると、ちょうど道端に修也の車が停まっていた。

彼は車の窓を下ろして私に視線を向けた。いつもと変わらぬ冷静な表情で、まるで事務連絡でもするかのように口を開く。

「役所はまだ開いている。今から婚姻届を出しに行くぞ」

私は助手席へチラリと視線をやった。

そこには玲奈が静かに座っている。彼女の目元は真っ赤に腫れており、ひどくいじめられたような顔をしている。

修也の口から「婚姻届」という言葉が出た瞬間、彼女の肩がビクッと震えた。

修也が先に車を降り、私が玲奈を見る視線を遮るように立った。

私を見つめる彼の顔には何か言いたげな色が浮かんでいたが、やがて硬い声で言い放つ。

「ああ、否定はしない。俺は玲奈に惹かれている。だが安心しろ。果たすべき責任を忘れたりはしない。

婚約のことで心配する必要はない」

「責任」――その二文字が重く胸にのしかかり、息が詰まりそうになる。

私はうつむき、力のない声で呟いた。

「また今度にしよう。もう3年も引き延ばしてきたんだから、数日遅れたところで変わらないわ」

修也の目に、一瞬だけ驚きが走った。

この3年間、誰よりも婚姻届を出すことを急かしていたのは私だったからだ。

ケガが治るたび、何よりも先に彼を役所へ引っ張っていこうとしていたのだから。

Expand
Next Chapter
Download

Latest chapter

More Chapters

To Readers

Welcome to GoodNovel world of fiction. If you like this novel, or you are an idealist hoping to explore a perfect world, and also want to become an original novel author online to increase income, you can join our family to read or create various types of books, such as romance novel, epic reading, werewolf novel, fantasy novel, history novel and so on. If you are a reader, high quality novels can be selected here. If you are an author, you can obtain more inspiration from others to create more brilliant works, what's more, your works on our platform will catch more attention and win more admiration from readers.

No Comments
37 Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status