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第11話

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勳の秘書はすぐさま、調査を開始した。

そして、詳細な報告書が勳の元へ届けられた。

報告書は、恵子の話がすべて事実だと裏付けるだけでなく、静香のさらなる悪行も暴き出していた。

勳は報告書に目を通しながら、怒りで手がかすかに震えていた。

彼が報告書を後藤家に見せると、拓海と椿、そして仁は、みな雷に打たれたように顔面蒼白になった。

静香は、菫の手柄をすべて横取りしていただけではなかったのだ。

学生時代には、人を使い、ありとあらゆる方法で菫をいじめさせていた。

どうりで、あの頃はいつも菫が全身傷だらけで帰ってきていたわけだ。

それなのに、彼らは気にもかけなかった。それどころか、一体誰と遊び歩いているんだ、少しは静香を見習え、と菫を責め立てたのだ。

そればかりか、乞食をけしかけて菫を襲わせようとさえした。

菫が必死で逃げなければ、あの時、本当に危ない目に遭っていたかもしれない。

何より許せないのは、家に押し入った犯人でさえ、静香が手引きしていたことだ。

目的は、菫を殺すことだった。

「なんてことを……なんてことをしてくれたんだ!」

拓海と椿は、まさかあれほどおとなしか
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