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第1589話

Auteur: リンフェイ
隼翔は店に入ると、まだひとこともしゃべっていないのに、また振り向いて店を出ていった。

それを見ていた唯花は不思議に思っていた。

あれはどういう意味だろう。

尻込みしたのだろうか?

それとも、妹の唯花がここにいたので、気まずく思ったのか?

唯花が隼翔がすぐに踵を返して去って行った意味を考えている時、彼がまたすぐに店に入ってきた。

彼はその手に花束を抱えていた。

花束を持って来るのを忘れたから取りに戻っただけか。

唯花は呆れてしまった。

彼女は姉のほうを見てみると、姉は顔色一つ変えずに淡々としていた。

この時間、まだ早かったので、店には唯花を除いて他に客の姿はなかった。二人の店員は奥のほうに座っていた。

そして人が入ってきたのを見て、二人は奥から出てきて挨拶をした。

それが何度も通ってくる隼翔だったので、二人は奥に戻った。

隼翔が唯月を追いかけているのはあからさまだったので、店員が気づかないほうがおかしい。

「内海さん」

隼翔は花束を抱えて近づいてきた。

「妹さんも、早いんだね」

そして彼は唯花のほうへ挨拶をした。

唯花が言った。「お姉ちゃんの店の朝食を
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