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第67話

مؤلف: 心温まるお言葉
彼女の顔は、一瞬にして赤く染まり、彼の触れようとする手から逃れようとしたが、彼は彼女の頭を押さえ、動けなくさせた。

霜村冷司は彼女の耳たぶを軽く噛みながら、低い声で囁いた。

「ん?」

その声は尾を引き、どこか甘く誘惑するような響きだった。

彼女の心臓は、その瞬間、一拍遅れて鼓動した。

霜村冷司の声は低く、磁性を帯びていて、心を惹きつけるような美しさがあった。

耳元で囁く彼の声に、心が揺れるのは無理もなかった。

しかし、彼女は必死に自分を落ち着かせようとした。霜村冷司がこんなことをしているのは、ただ彼女を侮辱するために違いない。

彼女はうつむき、唇を固く結び、何も言わなかった。

だが、彼は耳たぶから肩のあたりへと唇を移動させ、彼女の鎖骨を優しくなぞりながら、低い声で問いかけた。

「教えてくれ、お前はいくら必要なんだ?」

彼の声には、どこか諦めの色が含まれていて、彼女が従順でないことに対する不満のようだった。

霜村冷司のこの振る舞いに、和泉夕子の心は乱れ、彼の顔を直視することすらできなかった。

それでも、彼の優しいキスの感触に、彼女の体は次第に力を失っていった。

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