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第 7 話

Author: 汀りんこ
私は将暉の手を振り払い、ゆっくり立ち上がった。

「もういい。そんなもの、今さら欲しくない。別れよう」

そう言って、彼を残して店を出た。

……

その日の夜、将暉は一人で家に戻った。茜のいない家は、驚くほど静かだった。

広い部屋が、がらんとして見える。

そこへ会社から連絡が入った。

間もなく契約する予定だった案件が、優子のミスで白紙になったという。

「本当にどうかしてるよ。営業もできないなら、さっさと辞めてしまえばいいのに」

怒りを露わにしたクライアントは、吐き捨てるような言葉だけを残して、帰っていった。

ほどなくして、今度は秘書から電話が入った。

「社長、相澤さんの処分について、ご意見をお伺いし
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