All Chapters of ウエデング〜かりそめの契約結婚？しかし、手違いで、祖父の決めた婚約者は男の子だった件: Chapter 21 - Chapter 30

「やはり、日本の温泉は良い」しみじみと私は呟く　「日本の各地を廻った日々はとても楽しいです、それに日本の漫画」リン君の一言「北海道も九州も楽しかったです」「由布院の温泉を兼ねた豪華列車ツアーの販売も準備中、東京の秋葉原ツアーも観光の仕事は私の会社のメインの一つ」「日本の車、エコカーの輸入も　アラインさんの会社は手がけているのですね」「国営企業、総合商社みたいなものだからさ」「国は天然資源にも恵まれ、貿易の基地としても良い位置にあるから、顧客の富裕層が多い」「数十億のハワイの別荘も3軒、販売完了…2軒問い合わせが来ている」「リン君、国には漫画が好きな者達が多くて、ゲーム会社も呼んで展示会も3年後には開催する」「え〜！アラインさん、あのコミケ、同人誌即売会ですか！」「ふふふ…そうだよリン君」「漫画を作る作家を育成する話も議会では協議されているよ」「え〜素晴らしいですね、僕も勉強してみたいです」「そうか、必要なら手配出来るよ」「リン君は大学にも行きたいとか？何処か決めているかい?それとも留学する？」「ええ」赤くなり、嬉しそうしかし、私の本音は…は、離れたくないずっと、ずっと傍に…う、う「あまり、アラインさんのご迷惑になってはいけないと思います、一時的な契約結婚ですから」

「先日は悪友に従姉がにぎやかなだったな、リン君」「はい、御二人とも良い方で、楽しい時間でしたアラインさん」「私の仕事柄、海外を飛び回る事が多いが、リン君に妹ちゃんのアリスちゃんは大丈夫かい？」「ええ、大丈夫です　アラインさん」「通信のスクールですから、世界の各地にある通所にはわざわざ送り迎えまで…リムジンだけでなく、東京の場合、川をジェット小型船とかで移動したり、時にヘリコプターまで」「僕にアリスの警備の方達も大変かと…」リン君の視線が宙を彷徨っているが庶民の暮らしがリン君には長いので、やはり慣れないのだろう「移動や警備の事まで、申し訳ないのです」優しく、彼リン君の肩を叩く「だから、何も心配しなくて良い、リン君は君自身の幸せになる事を優先しなくては」「でも…」潤んだ天使のような瞳で見ないで、リン君、私の理性がフッ飛ぶ寸前ですが…。「兄ちゃん〜アリスね〜皆で久しぶりにお出かけしたいの〜」「そうだね、何処が良いかな～」「近郊にするか、久しぶりに海外も良い中国の上海か香港、バリ島も本場の中国料理も食べようか」「近郊なら横浜か、あるいは香港か何、自家用ジェットならすぐだ」「え、えっと…」何か言いたいようなリン「わ〜い、中国料理だ！」

かくして、事件？　　◇　◇　◇「リン君と小さな妹ちゃんのアリスちゃんが？姿が見えない、行方不明だと」商談、ブランド物を扱う業者達との話し合いを終え、ホテルに帰宅するなりの警備の一言「街の中で、ちょっとした騒ぎがありそれらに気を取られ、申し訳ありません!」「店でショピングを楽しんでおられましたが姿を見失いました」「申し訳ありませんアライン様」「アライン様」「香港は観光地で、まだ昼の時間でしたので」勿論、ただ、姿を見失った可能性も高い香港は観光地で、治安は現時点、良い方だ迷子だろうか？だか、だが、だがだが、しかし、しかしだ！実際、富裕層の子弟の誘拐事件の話は多数あるのだよ例えばだ…中国にルーツを持ち、歴史の中にある大成功した華僑、華人達の中には以前は誘拐事件などを恐れ、家族写真すら公開しないでいる者達も少なくないという事もあった。富裕層の者達だけでなく、一般の者達の誘拐事件　多額の身代金で戻れるなら、それでも…まだ、幸せだ　身代金の要求があれば…警察にも届けないと大捜査しなくては…機動隊に軍は出撃は必要か？あ、あ、あ…大丈夫だ…きっと大丈夫だ！リン君がいかに美人で綺麗で可愛くて奥ゆかしい!だからこそ…悪者の餌食になればあ〜あ！心配だ！何故、私は二人を守れなかった!辛い状態だった二人を救うべく、お祖父さまと共に…何の為の白い契約結婚なのだ二人を、リン君に小さな妹ちゃんアリスちゃんを守る為なのに〜〜〜私はどうしたら良いだ！　はあはあ…はあ誘拐事件…この場合だが一般人の場合性的な搾取、内蔵販売、紛争地では洗脳して兵士にする話も…非人道的な搾取の仕事に見世物小屋の話もある。私達の国では、不条理な扱いを受けている人たちを救う活動している団体にチャリティも多数していたりするのだが…数千年たった人間の社会はやはり、今なお、地上の楽園でなく不条理なのだからしかし昔の時代ならばともかく、今の香港は安全なのだが…迷子の可能性も高いが…「探し出すぞ、無事で居てくれ二人とも！」

「やぁ、僕もご一緒させてもらうねミス・レデラ・カーチストさん」　「うふ、東京で会ってから、久しぶりね〜ミスター山田」「丁度、仕事で香港に来てたから、またリン君達にも会えて嬉しいよ」たが…ホテル中にパトカーやら、機動隊やら…怪しい黒服の団体（ボディガードさん達）「この騒ぎは一体？もしや何かのテロとか？」「あ、あの…」リン「うわ〜人がいっぱい〜すごいね〜」小さな妹ちゃん車から降りて来たリン達を大騒ぎで取り囲まれ…「無事ですか！怪我は無いですか？」「怖かったでしょう、もう大丈夫ですよリンさん」「あ、あの…？」「リン〜リン！」駆け寄るのはアライン無事を確かめるように強く抱き締め、速攻のキスである「お〜」歓声と共に拍手喝采カメラマン達も現れ、フラッシュの嵐かも「まぁ、情熱的だわ、これは本当に結婚式をするかもね～うふふ」従姉のレデラ・カーチストだが、其処に「お前か！お前達だな」　「え？」キョトンとするアラインの従姉レデラ・カーチスト「へっ？」友人の山田「逮捕だ！観念しろ」◇　◇　◇「ねえ、どうゆう事かしら？私がリンちゃん達を誘拐した人身売買の女ボス？」「僕は手下？」「すまない、いえ、ごめんなさい、許して下さい二人とも」「で、危うく、アラブのマフィア組織のボスにリンちゃんと小さな妹ちゃんのアリスちゃんを空輸で連れ去る予定だから、香港警察が阻止したって…事に」「でも、まぁ、誤解が解けて良かったよ、長い友情と君のお詫びで許すから、でも、本当にいいの？アマゾンの商品券3千万円にハワイの別荘」「そうねぇ～一億のダイヤにルイヴィトンの店中の品物二千万円分に、ハワイの別荘も貰ったから、今回は見逃してあげる」「それから、もし、リンちゃん達を泣かしたり、見捨てたら、本当に許さないからね〜まぁ、その心配は無さそう、幸せにね〜」「はい」ちょっと赤くなり私、アラインは答えた。

テキパキ〜テキパキ〜テキパキ〜長期滞在中のホテルの広い部屋にある 私達の荷物もだが リン君はハウスキーピングの才能もあり、上手に整理してくれる。仕事のサポートも本当に助かるのだ 勉強熱心で世話好きなのだよ　良い子たリン君　ふふそれで最上階の直通エレベーター付きのホテルの部屋 家族用に数室あって、ジャグジーの風呂もある。 ミニキッチンでリン君の手料理日本の別荘も考えたが、メンテナンスに税金を考え 特に税金だ〜様々な許可も必要となる。そうゆう訳で 今はホテル暮らしを満喫中プールにサウナ、運動室に室内コートでテニス 広い庭園に各種のレストラン でも、高原の軽井沢の別荘も良いかな〜〜 九州に北海道も悪くない。何より、リン君が東京で楽しみにしているのは　クール・ジャボンな日本の漫画の文化！ 同人誌即売会に行くのが愉しみのようだね今度、コスプレ、レイヤーになるとか？ 不明だが、漫画のキャラクターの衣装を纏うらしいふふっ、愉しみだ〜〜〜！私の従姉、友人も見たいだろー、祖父も見たいと連絡はあったのだやはり、私の場合、少し勉強不足で学ぶ事は多数なのだ我が国で漫画、ゲームのイベントの計画もある少し遅れているが韓国、フランスと同様に 漫画家の学校の予定もあるのだから〜〜そう言えば、フランスで欧州最大の漫画イベントか ジャパンエキスポ？