All Chapters of 「仲良しな親友」の君は、今でも私のヒーロー: Chapter 51 - Chapter 60

67 Chapters

51話 森の奥と、後ろからの愛の囁き

 お互いに背負っていたリュックを地面に下ろし、俺たちは自然と抱き合った。木漏れ日が揺れる静かな森の中で、俺はヒナの華奢な体を優しく引き寄せ、唇を重ねた。 何度か触れたことのあるその柔らかな感触に、俺の心は高鳴る。ヒナは、ふわりと目を閉じ、俺のキスに応えるように、ゆっくりと唇を開いた。舌を絡ませると、彼女は甘い吐息を漏らし、俺の首に腕を回した。「んっ……んんぅ……ユウくん……だいすき……」 鳥の声と、木々の擦れる音だけが響く中、俺たちは互いの存在だけを感じながら、深く、深く、キスを交わし続けた。 興奮した俺は、ヒナの可愛らしいおしりに手を回し、スカートの中へ入れた。下着の上からでも伝わる、柔らかくぷるんとした感触に、俺の指先が震える。ヒナは、俺の行為に甘い喘ぎ声を漏らし、俺の背中に爪を立てた。「んっ……やぁ……」 ヒナは、甘い喘ぎ声を漏らし、俺の背中に爪を立てた。俺は、ヒナの腰を抱き寄せ、さらに深く指を滑らせる。「んんぅ……ふぁ……ユウくん……」 ヒナの体は、俺の愛撫に反応し、小刻みに震えている。俺は、ヒナのおしりをゆっくりと揉みしだき、その感触を楽しんだ。「あぁっ……やめ、て……」 ヒナはそう言うが、その声には、拒絶の色はなかった。むしろ、もっと強く、もっと深く、俺を求めているようだった。 そのままヒナにキスを続けながら、俺はヒナのショーツを横にずらした。滑らかな肌が現れ、俺の指がヒナの柔らかな割れ目に優しく触れる。「んんっ……ふぁ……」 ヒナは甘い吐息を漏らし、俺の背中に爪を立てた。俺の指が、割れ目に沿ってゆっくりと挿入されると、ヒナの体がびくりと震える。「あぁっ…&
last updateLast Updated : 2025-10-11
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52話 熱い放出と、ヒナの愛らしい抗議

「う、うん。わたしも……したいかなぁ……でも、次は後ろからじゃなくて抱き合って、顔を見ながら……だめぇ?」 その言葉に、俺はヒナの頬にキスを落とした。「レジャーシートと毛布がリュックに入ってる」 俺がそう言うと、ヒナは目を輝かせた。「わぁ……さすがユウくんだねっ!」 ヒナは、俺のリュックからレジャーシートと毛布を出して広げてくれた。二人の間に、新たな時間が流れ始めた。「ねぇねぇ、これ……ドキドキするぅー」 ヒナは俺に体を寄せ、そう囁いた。「そうだな。自然の中でエッチするとか」「あはは……そうだけどさぁ、森の中でユウくんと二人で寝てるってことにドキドキしてるんだけどなー」 ヒナはそう言って、俺の胸に顔を埋めた。その鼓動が、俺の心臓に伝わってくる。俺は、ヒナの髪を優しく撫で、その柔らかな感触を楽しんだ。 俺たちは二人でレジャーシートに横になり、俺はヒナの足元に膝立ちになった。俺の息子を、ヒナの膣口に優しく押し当てると、ヒクヒクと動いているのが伝わってくる。「んっ……」 ヒナが甘い吐息を漏らした。俺は、さらに腰をヒナに押し付けた。にゅるぅとした感触が、俺の亀頭に伝わり、全身に快感が駆け巡る。「あぁ……んんぅ……ユウくん……」 ヒナはそう言って、俺の背中に腕を回した。俺の息子が、ヒナの中へゆっくりと入っていく。熱く、柔らかく、俺の息子を包み込んでくれる。俺は、ヒナの顔を見ながら、さらに深く、ゆっくりと息子を挿入した。「ヒナの中……温かいな。それに……気持ちいい」 俺はそう言って、ヒナを抱きしめた。興奮した息子がピクピクと動き、俺の息子はまたヒナの中で熱を帯びていた。
last updateLast Updated : 2025-10-12
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53話 避難先の洞穴と、雷雨の中の抱擁

「あ、うん。分かった」 ヒナは、慌てて荷物を纏め始めた。俺たちは、近くの大きめの洞穴を見つけた。臭いも獣臭くなく、動物が棲みついている気配もなかった。逃げ込んだ先にクマが棲みついていたら……ヤバすぎる。 洞穴に入り込み、しばらくすると予想通り、辺りがさらに暗くなり、ザァーと大雨が降ってきた。「ねね、ユウくんって……天気予報士?」 ヒナは、俺の顔を覗き込み、キラキラとした瞳で尋ねてきた。「え? いや……雑学と経験かな……」 可愛らしい反応をするヒナを抱きしめて、俺はさっきの続きで抱き合った。「もぉーこんな時に?」 ヒナが意外な反応を示したので、俺は少し意地悪な気持ちになった。「ふぅーん……イヤなら別に良いんだけど。雷を怖がってたからさー」 俺がそう言って、ヒナから離れ、地面に置いた荷物を高いところへ置き直しながら言うと、ヒナは慌てて俺の後ろをついて回った。「……うん。こわい。ごめんね……抱きついて良い?」 声を震わせて俺の服を掴み、謝ってくる姿に、俺は思わず口元が緩む。「どうしようかな……」 さらに意地悪な反応をすると、ヒナはにんまりと笑って言った。「んふふ……♪ 強制だもーんっ」 俺の意地悪な言葉は無視され、ヒナは俺にぎゅっと抱きついてきた。その小さな体温が、俺の心を温かく満たしてくれた。 ヒナを膝の上に座らせて、俺は彼女が怖がらないように強く抱きしめていた。外では、激しい雨音が続いている。「ねぇー雨やまないねー?」「だなー雷雨はすぐに止む気がするんだけどな」 俺がそう言うと、ヒナは「ふぅーん」と呟き、嬉しそうに振り返った。その顔は、まるで宝物を見つけた子どものようだ。「な、なに?」
last updateLast Updated : 2025-10-13
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54話 積極的な愛の証と、雨上がりの青空

「んっ……んんぅ……ユウくん……見てる?」 ヒナは、時折、息を切らしながら俺の顔を覗き込んでくる。その瞳は、快感に潤み、焦点が定まっていない。小さな口元からは、甘い吐息が漏れ、濡れた唇が微かに開いている。 ヒナは、腰を大きく回したり、前後に擦り付けたり、色々な動きを試しているようだ。太ももの内側で俺の腰をキュッと挟み込み、ぐりぐりと押し付ける動きは、直接的に俺の核心を刺激し、痺れるような快感をもたらす。「ふぁ……もっと……もっと、イケるからぁ……」 ヒナは、そう呟くと、さらに腰の動きを激しくした。胸は上下に大きく跳ね、そのたびに俺の胸板に柔らかく押し付けられる。二人の肌が擦れ合う音、そして、ちゅぷっ、ちゅぷっと蜜を含んだエッチな音が、洞穴の中に反響していた。「あぁっ……ユウくん……だめっ、だめっ、あぁっ……いっちゃう……いっちゃうぅぅ……!」 ヒナの嬌声が響き渡ると同時に、彼女の腰の動きは最高潮に達した。全身を震わせ、力を込めて何度も何度も腰を打ち付けてくる。俺は、その激しい動きに応えるように、下からヒナの腰を受け止め、熱い吐息を重ねた。「あぁ……ヒナ……俺もっ!」 二人の高まりが頂点に達し、俺はヒナの中で、熱いものを解き放った。ヒナもまた、全身を強張らせ、甘美な絶頂の余韻に身を任せていた。「んんぅ……はぁ……」 激しい雨音だけが聞こえる静かな洞穴の中で、二人はしばらくの間、熱い吐息を交わし続けていた。 ヒナは、俺の膝の上に座ったまま、熱い吐息を漏らしながら、興奮した瞳で俺の息子を見つめていた。その瞳には、快楽を求める熱い光が宿っている。ヒナは、俺の足元へ移動すると、震える手で俺の息子を優しく包み込むように握り、ゆっくりと顔を近づけてきた。 ヒナの温かい唇が、俺の先端に触れる。ちゅっと可愛らしい音が鳴り、ヒナは丁寧に舌を使い、俺の息子を舐め始めた。その舌先が、俺の敏感な部分を優しくなぞるたびに、俺の全身に電流が走るような快感が駆け抜ける。「んんっ……ふぁ……」 俺が甘い吐息を漏らすと、ヒナは満足そうに微笑み、さらに深く口を開けた。ちゅぽ、ちゅぱっと水音を立てながら、俺の息子を口の中に入れ、舌と唇を使い、優しく刺激してくれる。ヒナの喉が上下するたびに、俺の息子が奥まで吸い込まれるような感覚に陥り、俺は快感に身を震わせた。「ヒナ……気持ち
last updateLast Updated : 2025-10-14
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55話 可愛らしい悪魔の誘惑と、興奮で熱くなる体

「きれいな虹だな……」 俺がそう呟くと、ヒナは俺の横に並び、虹を見つめた。「うん。きれーだねぇ……」 ヒナの瞳に映る虹は、まるで宝石のように輝いていた。 きれいな水を見つけて、俺はタオルを濡らした。今日はいろいろとお世話になったから、感謝の気持ちを込めてヒナの顔や手を優しく拭いてあげる。ヒナは、俺の行動に照れくさそうにしていた。「ん……くすぐったいよ、ユウくん」 ヒナは、そう言ってモジモジしながら、俺の耳元にそっと顔を近づけてきた。そして、まるで秘密を打ち明けるかのように、小さな声で囁く。「わたしの中……ユウくんのでいっぱいだよ……」 俺の頭の中は真っ白になった。いや、そこは拭けないだろ……。ヒナのその言葉を聞いて、俺の体はまた興奮で熱くなってくる。まったく……、この可愛らしい悪魔め。 俺が思わず「ヒナ、エロすぎ……」と呟くと、ヒナは恥ずかしそうに頬を赤らめ、俺の胸に顔を押し付けてきた。その小さな体は、まだ少し熱を帯びている。「えぇ……こういうの彼氏だから言っても良いかなーって思って、ユウくんにしか言ってないよっ」 ヒナは、俺の胸に顔を埋めたまま、嬉しそうに、そして少し誇らしげに笑った。その可愛らしい声が、俺の胸にじんわりと響く。「舐めるのも上手になってたたし……どこで覚えたんだよ」 俺が少し意地悪な声でそう尋ねると、ヒナは顔を上げ、俺の瞳をじっと見つめてきた。その瞳は、まるで悪戯が見つかった子どものように、少し困ったような、でも楽しそうな光を宿している。「あぁー前も言ったけど、動画と……ネットと……友達ぃー」 ヒナは、言葉を区切りながら、少し照れくさそうに答える。「友達って&h
last updateLast Updated : 2025-10-15
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56話 バンガローの密会と、ヒナが見た衝撃の光景

 散策組も全員戻ってきて、ずぶ濡れになった話や、道に迷った話で盛り上がった。皆の笑い声が、夜の森に響き渡る。疲れ切ったはずなのに、皆の顔には充実感が滲み出ていた。俺は、ヒナの隣で、この穏やかな時間がいつまでも続けばいいと、心から願った。 夜になり、あたりは静寂に包まれた。テント組は早々とランタンや照明を消し、静かな寝息が聞こえてくる。昼間に散策で疲れた者たちが、ゆっくりと休みたいとテントを選んだものが多かったようだ。焚き火の炎がパチパチと音を立てる以外、周囲からは物音一つ聞こえない。 バンガローは、昼間に散策に出ていなかった者たちが中心となり、飲み会で大いに盛り上がっていた。その喧騒を遠くに聞きながら、俺とヒナはテントの中で二人きり、昼間に十分に愛し合った満足感に浸っていた。俺は、ヒナと寝袋を合わせ、体を寄せ合いながら、静かに眠りについた。 だが、安らかな眠りは、突然起こされた。「ユウくん、おーきーてー! ねぇー! ちょっとトイレに行きたーい」 ヒナが、俺の腕を揺らし、甘えた声でそう囁いた。山の中には女に飢えている男たちがたくさんいるため、一人でトイレに行かせるわけにはいかない。俺は、ヒナを連れて、仮設トイレが設置されている場所まで付き添った。 ヒナがトイレに入っている間、俺は外に設置されていたベンチに腰を下ろした。昼間の疲れと、ヒナの温もりを感じながら、いつの間にか眠ってしまっていたらしい。 ヒナが興奮気味に俺の腕を揺らし、耳元で甲高い声を出した。「ねね、ユウくんってばー! すごいの見ちゃったぁ! ねー」 その声からして普通じゃないと思い、俺は一瞬で眠気が吹き飛んだ。「ん!? どうした?」「あのね、あのね……」 ヒナは、そう言うと、言葉を選びながら、興奮した瞳で俺を見つめてきた。「バンガローでぇ……その、何人かがね……エッチしてたぁ……」 その言葉に、俺は思わず息をのんだ。バンガローでエッチ……。もし
last updateLast Updated : 2025-10-16
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57話 意地悪な試練と、ヒナの譲れない最後の砦

「え!? ちょっと……え? わぁ、ちがうってば……もお……うぅぅ」 ヒナは、混乱したように俺の服をぎゅっと掴み、今にも泣きそうな顔で訴えてきた。 自分たちだって、胸が大きい小さいとかいう話をされて怒るだろう。ヒナに悪気がないのは分かっていたのに、つい感情的になって別れるとか言ってしまうなんて、俺も子供だな……。俺は心の中で深くため息をつきながらも、心配になってヒナの元へ戻った。 だが、その場にいたのは、ヒナが昨夜から大きいと騒いでいた男だった。ヒナは、恥ずかしそうに彼と話している。 ふぅーん……そう。さっそく声を掛けたのか……。俺は、遠くからその光景を見つめながら、すべてが終わったかのように感じていた。 帰りのバスの中でも、俺はヒナが座った場所から離れて座った。その隣の空席に、例の男が当然のように腰を下ろした。やっぱり気に入られているのか。会話は聞こえなかったが、楽しそうなヒナの笑い声だけが、俺の耳に届いた。 駅に着くと、俺は人混みに紛れて先に帰宅した。ヒナに気づかれないように、足早に家路を急ぐ。 気分は最悪だった。 駅でヒナを置いて帰ってきた俺は、部屋で一人、膝を抱えていた。どれくらいそうしていただろうか。しばらくして、玄関の扉が開く音がした。「ユウくん、ただいまー」 ヒナの声が聞こえ、俺は思わず息をのんだ。俺は、ヒナの声を無視して、リビングに置いてあった荷物を纏め始めた。「あ、うん。荷物纏めておいた」 俺の言葉に、ヒナは戸惑ったような声を出した。「え? な、なんで?」 ヒナの問いに、俺は冷たい声で答えた。「別れるって言っただろ? もう、あいつと仲良くしてただろ? 連絡すればすぐに来てくれるだろ」「連絡先なんか交換してないし……」 ヒナは、俺の言葉に、信じられないという顔でそう言い返した。
last updateLast Updated : 2025-10-17
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58話 可愛らしい欲望と、ヒナの無邪気な告白

 俺とヒナは、二人で湯気の立ち込める風呂場へ向かった。シャワーを浴びて体を清めてから、二人でゆっくりと湯船に足を滑り込ませる。温かい湯が、昼間の疲れと、心に積もっていたわだかまりをじんわりと溶かしていくようだった。 ヒナは、俺の正面に座り、両膝を抱え込むようにして、湯に浸かっていた。湯気で少し赤らんだ頬と、濡れた髪が、艶めかしさを引き立てている。俺は、湯船の中でヒナの背中に手を回し、優しく体を抱き寄せた。ヒナは、くすぐったそうに身をよじらせながらも、嬉しそうに俺の腕の中に収まった。「あぁ……気持ちいいね、ユウくん」 ヒナは、そう言って、俺の胸に頭を預けてきた。その柔らかな感触に、俺の心は満たされていく。湯船の中で、ヒナの滑らかな肌が俺の腕に触れるたびに、俺の心臓は静かに、しかし確かに高鳴った。 俺は、ヒナの背中を、ゆっくりと優しく洗ってやる。ヒナは、気持ちよさそうに目を閉じ、甘い吐息を漏らした。泡立てたタオルで、彼女の華奢な肩や背中を丁寧に撫でる。その無防備な姿に、俺はただただ愛おしさを感じていた。 ヒナが振り返り、今度は俺の背中を洗ってくれる。ヒナの小さな手が、俺の背中を優しく撫でる。その触れ方も、一つ一つの動作も、すべてが俺への愛に満ちているようだった。 二人で湯船に浸かりながら、他愛もない話をした。昼間の出来事のことは、もう口にしなかった。ただ、ヒナの温かい体温を感じながら、この穏やかな時間がいつまでも続けばいいと、心から願った。 部屋は薄暗く、布団の中は俺とヒナの体温でじんわりと温かかった。俺は、ヒナを抱き寄せ、穏やかな眠りにつこうとしていた。すると、ヒナはそっと俺の耳元に顔を近づけ、甘い吐息を漏らしながら囁いてきた。「ユウくん、あのね……うぅぅ。あの、お願いがあるんだけど……」 その声は、震えていて、薄暗い中でもヒナの頬が赤く染まっているのが分かるようだった。お願いってなんだろう。まさかトイレか? それなら普通に言うだろう。もしかして、ヒナからエッチをしたいとでも言い出すのだろうか。でも、昼間に十分に愛し合ったばかりだ。俺は少
last updateLast Updated : 2025-10-18
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59話 「まだ時間ある」駄々をこねるヒナの誘惑

 ヒナは、俺の胸に顔を埋めたまま、もぞもぞと動きながら、震える声でそう囁いた。「んぅ……もう一つお願いが……あるの……」 その言葉に、俺の心臓は再び高鳴り始める。さっきの可愛いお願いの次だ。今度は何だというのだろうか。「な、なに?」「うぅぅ……変態だって思われちゃうかも……」 ヒナは、そう言ってさらに体を震わせた。そんなヒナの姿が可愛らしくて、俺は微笑んだ。「なに? 別に変態だとは思わないと思うけど」「ほんと!?」 ヒナは、嬉しそうに顔を上げ、俺を見つめてくる。その瞳は、期待に満ち溢れていた。「えっとね……舐めながら寝るとか……だめぇ?」 ヒナの言葉に、俺は思わず息をのんだ。「いや、べつに良いけど……寝れないと思うぞ。俺が……」 俺がそう言うと、ヒナは嬉しそうに、まるで獲物を狙う子猫のように、ごそごそと布団に潜り込んできた。そして、俺のハーフパンツとトランクスを、器用に下ろした。「ありがとー♪ わーい! ユウくんだぁ」 布団の中から、ヒナの嬉しそうな声が聞こえてくる。すると、ヒナの可愛らしい舌が、俺の先端をぺろぺろと優しく刺激し始めた。その愛らしい行為に、俺の体は熱を帯びていく。 ヒナの可愛らしい舌が、俺の先端をぺろぺろと優しく刺激し始める。快感が徐々に高まっていく。俺は、ヒナにそう警告した。「えっと……途中で出ても……知らないからな……」 ヒナは、布団の中から、もぐもぐと何かを言いながら、嬉しそうな声を出した。「うーん! だいじょーぶー♪」 俺が大丈夫じゃないんだが。俺は、ヒナの無邪気な行動に、もうどうすることもできない。
last updateLast Updated : 2025-10-19
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60話 ヒナの温もりと、こはるへのメッセージへの恐怖

 ユウマはキャンパスの道を歩いていた。隣にはヒナがいて、いつものように俺の腕に自分の腕を絡ませている。彼女から漂う甘い香りと、柔らかな体温が、昨夜と今朝の出来事を鮮明に思い出させた。こはるから届いていたメッセージのことは、まるで遠い記憶のように感じられる。スマホの画面を見るのが怖くて、ポケットにしまい込んだままだった。 ふと、前方から見慣れた姿が小走りで近づいてくる。こはるだ。俺の心臓が、どきりと音を立てて跳ねた。ヒナの腕の温もりが、急に熱を帯びたように感じられる。「ねぇ、ユウくん! やっほ~!」 いつもの明るい声が、なぜか耳に痛い。俺は、ヒナと腕を絡ませたまま、立ち止まった。こはるの笑顔が、一瞬で凍りついたように見えた。その視線が、俺とヒナの腕に注がれている。俺は、どうしていいかわからず、ただ硬直したままだった。 「こはるちゃん、おはよう」 俺の代わりに、ヒナが先に声をかけた。その声は、いつもと変わらない優しい響きだった。しかし、俺の耳には、その言葉に微かに含まれる、勝ち誇ったような響きが聞こえてしまう。ヒナの瞳は、まるで俺を独り占めしていることを示すように、自信に満ちているように見えた。俺は、二人の間に漂う、どうしようもない空気に、息苦しさを感じていた。 こはるは、ヒナの腕に抱きつかれたままの俺を真っ直ぐに見つめた。その琥珀色の瞳が、俺の心の奥底を探るように感じられ、胸が締めつけられる。「ユウくん、今日なんかちょっと冷たい? ……気のせいかな?」 わざとらしいほど軽やかな口調でそう問いかけながら、こはるは俺の瞳からメッセージの答えを探そうとしている。俺は、その言葉に思わず困ったような、申し訳なさそうな顔をした。彼女に嘘をついている後ろめたさが、表情に出てしまっているのだろう。 その様子を隣で見ていたヒナが、ふわりと微笑んで俺の腕を少し強く引き寄せた。ヒナの腕の温かさが、俺の心臓の鼓動をさらに速くする。「ユウくん、レポートが大変だったみたいで、夜遅くまで起きてたって言ってたの」 ヒナの言葉が、俺の心に冷たい水を浴びせかける。彼女は、俺がこはるに嘘をつくのを手伝っている。その事実に、俺は喉の奥がぎゅっと詰まるような感覚を覚えた。ヒナは悪気なく言っているのだろうが、その言葉が、俺とこはるの間に決定的な溝を作っているように感じられた。俺は、ただ立
last updateLast Updated : 2025-10-20
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