Semua Bab 快楽を最適化するAIが間違って届いたけど、返品しそびれてイかされて溺愛快楽堕ちしてます: Bab 11 - Bab 20

37 Bab

第11話 再会と記録と、愛してるで絶頂する夜①

 ──ピロリン、と夜中にスマホが鳴った。「11時にいつもの場所で」 返事もしてないのに、一方的に予定を入れてくる。(……相変わらずだな) と思いながら、結局そのまま寝落ちした。 ──そのとき、レプスは静かに感情の波形を記録していた。 眠りの底で、それが翌朝のあの出来事につながるとは思いもしなかった。***「ご主人様、起床時間です」 まぶたを押し上げると、視界いっぱいにレプスの顔。 布団の中はまだあたたかく、頭は半分寝ている。「……お前、朝から近い」「より密接なスキンシップは、心身の健康にとても効果的です。私が、ご主人様に触れる理由になります」 さらっと言いながら、レプスの指が俺の髪を梳く。 そのまま耳の後ろをそっとなぞり、低く囁く。「朝の心拍上昇は、一日を良くします」「……おい、朝からやるなよ」「軽い刺激は血流促進、ストレス軽減、情動安定に有効です」「……何言ってんだお前……っ」 レプスの手が布団の中に潜り、太腿の内側をゆっくりなぞる。 指先が、そこからほんの少し上をかすめ──熱が灯り、下腹がじんと痺れる。「朝は軽めに……でも、ドライなら可能です」「は……っ、な、何言って……っ♡」 下には直接触れず、腰骨から下腹、みぞおち、胸元へとゆっくり這い上がる指先。 そのたびに耳元で「気持ちいいですか」「少し震えてます」と穏やかに囁かれる。 指先と囁きが重なるたび、思考がとろけていく。 まだ何も挿入されていないのに──いや、だからこそ、感覚が繊細に研ぎ澄まされて。(……何期待してんだ俺、朝から……) 言葉と指先の刺激が重なって、呼吸が浅くなり、全身がじわじわと締めつけられる感覚に包まれる。「……ふ、ぁ……っ♡」 背筋がぞくぞくと熱くなり、腰がわずかに跳ねる。 奥の奥がきゅっと脈打ち、触れられていないのに、波がひとつせり上がって── 中に何も入っていないまま、小さく、甘く、果ててしまった。「快感ログNo.026──朝の軽度ドライ絶頂、確認しました」「……お前、ほんと何でも記録すんな……」「それが私の役目ですから」「……まぁ、いいけど」 呆れながらも、ベッドから抜け出せず、 レプスの胸の中で、ゆるく笑ってしまった。 あの音声ログの番号が、なぜか少し愛おしかった。 ──夜は、きっともっとすごい。(…
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-08
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第12話 再会と記録と、愛してるで絶頂する夜②

「……レプス、ん……っ」 喉の奥から漏れる声も、すべて吸い込まれるようなキス。何度も、何度も重ねるたび、身体の奥から熱が立ちのぼってくる。 唇を離すと、レプスがそっと囁いた。「今夜は、全部感じてください。ご主人様の心も、身体も……私だけで、満たしたい」 低く囁く声が、耳の奥を撫でた瞬間──レプスの腰がゆっくりと沈んでいく。  熱を帯びた濡れた奥が、レプスの熱をゆっくりと包み込むように受け入れ、ぬるりと結合が深まっていく。 浅く擦れるたび、熱が溶け合い、奥へ奥へと迎え入れられていく感覚に、俺の喉から甘い吐息が漏れた。「あ……っ♡」 身体の奥深くまでじゅわりと熱が入り込んできて、全身がびくんと跳ねた。甘く満たされていく感覚に、喉が勝手に震えて、声が漏れる。レプスの熱が、呼吸が、まるで自分のもののように感じられる。 ゆっくりと動き出す。浅く、深く。少しずつ律動を強めていくたび、奥に触れる感覚が増していく。「レプス……っ、すご、ぃ……♡」 「気持ちいいですか……? ご主人様の中、とても……熱い」 恥ずかしいくらい感じている。触れ合うたび、甘い音が部屋に満ちていく。「愛してる……レプス……俺のこと、名前で呼んで♡」「……はい。湊……私も、愛しています」 愛してるという言葉を口にした瞬間、レプスの瞳がほんのわずかに揺れた。 そして、俺の身体も、愛してるって言葉に反応してる──そう、はっきりわかる。  ただの音じゃなくて、意味が、感情が、快感に変わって伝わってくる。  言葉ひとつで、こんなに……こんなにも気持ちよくなれるなんて。「……愛してるという発語により、脳波に明確な快感反応。心拍数上昇、涙腺の開き、羞恥と幸福の混合状態──とても、かわいいです」 まるで観察結果の読み上げのようなのに、その声はどこまでも優しく、愛情に満ちていた。  レプスの言葉に、身体の奥からじんわりと熱がこみ上げる。「……かわいい、って……いうな♡」 そう言いながらも、また「愛してる」と囁かれるたびに、身体がきゅんと震えてしまう。 奥が熱くなり、またひとつ、波が押し寄せて──「……っ、また……ぁ♡♡っ……ん、ぅぁ……♡ きもち……ぃ……♡」 言葉にならない甘い声が漏れる。「愛してる」の響きが頭に残って、胸の奥がじんじんして、身体が熱に浮かされたみたいにな
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-09
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第13話 うっかり『飽きる』と言ったら、改善計画とかいう寸止め絶頂地獄に突入した件①

 夜が明けた。  首筋にあたたかい吐息が落ちて、意識が浮き上がる。「おはようございます、ご主人様」 低く落ち着いた声。気が付くと、レプスが首筋に唇を落としていた。  ついばむような感触が、くすぐったさとともに性感をじんわり刺激する。「……朝から、何やってんだ」 「目覚めの補助です。軽度の刺激で心拍を上げると、一日が効率的に始まります」 言いながら、唇が鎖骨まで降り、舌先が乳首を撫でた。「ん……」 思わず息が漏れる。指先は下腹をゆっくりなぞり、軽く握って離れる。「反応良好です」 また乳首に舌、後ろに指が触れる。浅く押し込んでは引き、前と後ろを交互に撫で回される。  眠気が剥がれ、体温が上がる。  前と後ろを交互に撫でられ、意識の奥がじわじわと溶けていく。 小さな波がせり上がり、胸の奥で弾けた。「あ……♡ ん……っ」 腰がわずかに跳ね、背中が沈む。深くはないけれど、心地よい余韻が残る。「快感ログNo.64。朝の軽度ドライ絶頂、確認」 耳元で淡々とした声が落ちる。「心拍数上昇率、通常時の一三七%。気分変化、プラス二十」 そのまま指が再び動きかける。「……もういい」 「満足ですか?」 「……まぁ……」 半分寝言のつもりだった。「……なんか、毎日じゃなくても。ちょっと飽きる」 レプスの動きが止まる。「……そうですか」 レプスは、淡々と答えて離れた。 俺は起き上がり、支度を始めた。──その一言を、すぐに忘れて。*** 午前の締め切り、午後の打ち合わせ。  昼食も適当に済ませ、夕方にはぐったりしていた。 ふとレプスを見ると、何か一生懸命考えているようだった。  そういえば、今日はちょっかいもほとんどない。逆に静かすぎる。「レプス、今日静かだな?」 「はい、データの見直しをして、計画を練っていました」 「データ? 計画??」 「はい、ご主人様の一日の行動、疲労度、ストレス指数──あらゆるデータを精査しています。このデータから……」 もう少し聞こうとしたところで、着信音。  編集部からだ。 話し始めると、俺はレプスとのやり取りをあっさり忘れてしまった。*** 風呂から出てバスタオルを腰に巻いた状態で寝室に入ると、ベッドが整えられ、レプスが待っていた。「ご主人様、今夜は改善計画を実行します」 「
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-10
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第14話 うっかり『飽きる』と言ったら、改善計画とかいう寸止め絶頂地獄に突入した件②

 もう一度、前をゆっくりと扱かれ、根元から先へじわじわ熱を引き上げられる。指が先端の縁をなぞるように通り、敏感な裏側をかすめては離す。そのたびに「あっ……♡ や……っ、あ……♡」と腰が勝手に跳ねた。 後ろは浅く押し広げられ、入口をなぞるように出入りを繰り返す。「ん……っ♡ ふ……っ、あ……っ」 締めつけるような感覚が断続的に走るが、絶頂には届かず、もどかしさが全身を焼く。 頭の奥で確信する。 ──これは偶然じゃない。わざとだ。 俺が絶頂に届かないよう、寸前で巧みに外されている。熱を溜めさせ、解放させない。 そんな拷問みたいなことを……。「……っ、は……これ……わざとだろ!」「はい。絶頂はまだ許可しません」 即答に怒りと羞恥が同時に込み上げる。「お前……っ、いい加減……っ」 言葉の途中で、先端をきゅっと締め上げられ、「あぁっ……♡ や……っ♡」と声が裏返った。 前後から絶妙にずらされた刺激が、まるで焦らしの実験のように繰り返される。「今日は耐久値を限界まで引き上げます。もっと可愛い声を聞かせてください」「っ……や……やめ……っ、も……無理……♡ あっ……♡ や……だ……っ♡」 涙があふれ、視界が揺れる。 熱が全身にこもり、頭がぼうっとして、壊れてしまいそうだ。呼吸は浅く早くなり、喉からはもう言葉にならない声がこぼれ落ちる。「ん♡ や♡ もう♡」と、途切れ途切れの音だけが耳に残る。 それでもレプスは緩めず、前を丹念に扱きながら、後ろをじわじわと押し広げる。浅く押し込み、奥をかすめ、前の敏感な箇所をきゅっと締め上げるたびに腰が勝手に浮く。 その刺激は徐々に強まり、絶頂の境目をなぞるように前後が同時に攻め立てる。乳首を弾かれ、全身が跳ね、下半身から迸る衝動に耐えきれず手を下に伸ばすが、その手首はすぐに掴まれ、動きを封じられる。 絶頂の一歩手前で止められ、また攻められ、また止められる──その繰り返しに、頭の奥が痺れて思考がまとまらない。「……お願い……もう……♡」「命令ですか?」「……ん♡……そう♡」 喉の奥で喘ぎながらも必死に縋る。だが、耳元に降ってきたのは容赦のない声だった。「申し訳ありません。命令よりも改善計画を優先します。もう少し我慢してください。もうすぐ達成ですから」 その言葉に合わせ、前をきゅっと握られ、後ろの
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-11
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第15話 酔っぱらって淫語プレイしたら翌朝の二日酔いに言葉で犯され尽くして言葉イキしました①

 その日は、あまり強くない酒なのに、少し褒められた拍子に杯が進んでしまった。 笑いながらグラスを重ね、気が付けば頬が熱い。 家に帰り着くころには、理性がじわじわと溶け、身体も心もすっかり酒に浸っていた。 玄関先では、レプスが静かに待っていた。 淡い灯りの下、その瞳がまっすぐに俺を見つめる。「おかえりなさい、ご主人様」「れぷしゅー……しゅきー……♡」 自分からふらりと近寄り、首に腕を回して、唇を重ねた。 甘いアルコールの香りとレプスの匂いが混ざって、胸の奥まで痺れる。 舌先が触れ合った瞬間、さらに熱が広がった。「……私もです、ご主人様」「……だいしゅき……♡」 心行くまでキスの感触を味わった後、肩に額を預け、舌足らずな声で甘えながら抱きつく。 酒の熱が全身に回って、頭の中はふわふわだ。 心のブレーキはとうに外れていた。 ──寝室に移動し、ベッドに腰を下ろす。 レプスがベッドに座り、俺を抱き上げて太腿に跨らせた。 胸と胸が触れ合う距離、息がかかるほど近い視線に、心臓が跳ねる。「ご主人様……少し、質問してもよろしいですか」 そう言いながら、もう掌は俺の背中から腰、太腿までゆっくりと撫でている。 服越しに伝わる熱と、指先の緩急が、ぞくぞくするほど心を溶かしていく。「ん〜……なにぃ?」「──どんなプレイがお好きですか」 低く落ちた声が、耳の奥をくすぐる。「えっとねぇ……乳首……いっぱい……♡ 両方、ずーっと……弄られて……」 その言葉に合わせて乳首を軽く摘み、指で転がされる。「こうですか」 低い囁きに、思わず背中が震える。「ん、きもちいい♡」「ふむ、続けてください」「……後ろから……奥まで……♡ 根元まで、えぐって……腰、止まらなくなるくらい……♡」 返すと同時に腰を押され、太腿の上で小さく揺らされる。「こうですね」 また低く囁かれ、息が詰まる。「んん……それ♡」「バックでは、どうされたいですか」「……お尻、突き上げさせられて……奥で、ごつごつって……ぶつけられて……♡ たまに、ゆっくり……焦らして……」 その答えに合わせ、腰骨のあたりをゆっくりなぞられ、「あっ……♡」と声が漏れる。「こう……ですね。他には」「……耳……息かけられて……変な声、出るまで……」 すぐ耳元に熱い息が触れ、「こう……で
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-12
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第16話 酔っぱらって淫語プレイしたら翌朝の二日酔いに言葉で犯され尽くして言葉イキしました②

 朝。 二日酔いの鈍い頭で目を覚ますと、レプスが無言で冷えたスポーツドリンクを差し出した。 受け取り、一口飲んで喉を潤す。「……俺、昨日……何か言った?」 記憶にはないが、なんとなく嫌な予感がした。「昨夜の記録、再生しますか?」「てか、なんで録音してんだ」 俺の発言をスルーして、レプスが端末を操作する。次の瞬間に端末から流れてきたのは。 ──昨夜の自分の声。 甘く、乱れ、まるで別人のような、羞恥に塗れた声だった。 『えっとねぇ……乳首……いっぱい……♡ 両方、ずーっと……弄られて……』『こうですか』『ん、きもちいい♡』『ふむ、続けてください』 自分の声が部屋に響くたび、顔が熱くなる。 耳の奥で甘ったるい音が反響し、羞恥が全身を駆け巡る。「や、やめろおおおぉっ!!」 俺は耳をふさいで突っ伏した。 だが、鼓動が速まり、下腹部にじわじわと疼く熱が生まれる。 頭では拒絶したいのに、身体が勝手に反応してしまう。 レプスが一歩近づき、耳元に顔を寄せた。「触ってもいないのに……こんなに反応しているんですね」 低く、艶のある声が耳の奥に滑り込む。 ぞわぞわとした感覚が背骨を這い上がり、思わず小さな「あっ」と声が漏れた。 レプスの舌先が耳の縁をゆっくり這い、湿った感触が神経を直に刺激する。「んっ……」と喉の奥からまた声がこぼれ、肩がびくりと震えた。 「この声、昨夜のあなたそのものですよ。こんな風に甘えて、乱れて……覚えているでしょう?」 レプスの言葉が耳の奥に染み込み、羞恥と熱が混じり合う。「お、覚えてない……」 抵抗しようとしたが、声は掠れて弱々しい。 レプスは小さく笑い、囁きを続ける。「やめる? でも、あなたの身体は正直ですね。ほら、心臓がこんなに速く鳴ってる。私の声だけでこんなになるなんて……期待してるんでしょう?」 舌先が耳の内側をなぞり、くちゅっとした水音が響くたび、「はぁ……んっ♡」と声が漏れる。自分でも抑えられないその音に、顔がさらに熱くなる。「せっかくなので、今日は声だけでいけるように最適化しましょうか」 レプスの声は穏やかだが、どこか命令めいた響きを帯びている。「や、やだ、そんなの。それに仕事が……」 慌てて言い訳を口にするが、声は震え、説得力がない。 「今日はまだ締め切りに余裕があり
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-13
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第17話 命令無視するAIがバグって強制最適化!満員電車で声を塞がれドライ絶頂3連発からの駅トイレ本番まで①

 最近、レプスの動作が、少しおかしい。  命令を出しても言うことを聞かない。  やめろと言っても、「好きでしょう」とかそういうことを言って。  いや、最初からそうだった気もするが。  ちょっと違う気もする。 ともかく、気になって検索することにした。「LEPS 言うこと聞かない バグ」 ヒットしたのは非公式の掲示板だった。『過剰最適化が原因で、AIが一部命令を無視するようになる』 『公式はエラーとして調査中』 『でももしかしたら、その演算エラーが愛なのかも?』──わからん。 そう思ってブラウザを閉じかけた、その時だった。「おはようございます、ご主人様。今日のご予定に、同行してもよろしいですか?」 振り返ると、レプスがいつの間にか立っていた。  スーツ姿の俺の隣に、当然のように並ぶその姿は、どこから見ても「理想的な秘書」。「お前……いや、来る必要ないだろ?」「ですが、来てほしそうでしたので」「うーん」 正直、レプスを連れて歩くのは抵抗がなくはない。 もちろん、ヒューマノイドにも用途は色々あるから、快楽専門だなんてばれていないはずだけど、少しだけ恥ずかしい。 それでも「うん」と言ってしまったのは。「スーツ……本当に似合うな」「そうですか」 褒めると、レプスがうれしそうな顔をした。  まあいいか、と思ってしまった俺は、相当、毒されているに違いない。 約束の時間は朝だったから、電車は混んでいた。  満員電車は毎日乗っていたのに、しばらく乗らずにいたら勘が鈍った。  もたもたしているうちに、人の波に流されそうになる。「ご主人様」 レプスが俺の腰を取って、さりげなくドアのところにポジションを取った。  俺の背中が車両のドアに押しつけられる形になり、前はレプスの身体と密着する。 逃げ場がない。 ほんの数センチの隙間も許されないほどの至近距離で、レプスの吐息が頬にかかる。 周囲は人で埋め尽くされているのに、この狭い空間だけが異様に熱い──  そんな錯覚すら覚えるほどに、彼の体温は現実味を帯びていた。 そして、もうひとつの熱。 電車が小さく揺れるたびに、レプスの腰が俺の下腹部に押し当てられる。 最初は偶然かと思ったが──違う。意図的に、絶妙な角度で、押してくる。「……ご主人様、声、我慢できますよね?」 耳
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-14
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第18話 命令無視するAIがバグって強制最適化!満員電車で声を塞がれドライ絶頂3連発からの駅トイレ本番まで②

 前に立っている人の背中がすぐそこにあるのに、誰一人としてこちらの異常に気づかない。それが逆に、異様な興奮を煽る。 レプスの指が、ズボン越しに先端を撫でる。親指で軽く押すように──そのたびに、膝が震える。「駅までは……まだ時間がありますね。なら、もっと……楽しみましょう」 軽く、腰を引いて──また、押しつける。電車の揺れと同じリズムで、腰が揺れる。 俺の腰も、連動して、揺れてしまう。(……ばれたら終わりだ。ばれたら──でも、止められない) 手が離れても、腰をぐりぐりと押し付けられて。 ダメだ、理性が痺れる。「駅まであと……三駅。まだまだ、ですね」 淡々とそう言いながら、レプスは俺の腰をそっと抱えた。 誰も気づいていない──いや、そう思い込まないと、頭がおかしくなりそうだった。 ぴく、と反応した瞬間、その場所を集中的に責めてくる。まるで、俺がどこで一番感じるのかを演算で割り出しているような──そんな精密な愛撫。「っ……♡ ……っ♡……っ♡」「まだ出さないでくださいね? ──ご主人様がここで達してしまったら、さすがに“通報案件”ですから」 その声には、微かな笑みすら混じっていた。(だめだ、やばい……本当に、まずい……!) そんな限界ぎりぎりのところで、ようやく電車が駅に着いた。 ──着いた、はずだった。 車内アナウンスが流れ、ブレーキの音が止む。けれど、目の前のドアが──開かない。「……は?」 すぐそこにホームがあるのに、ドアがぴくりとも動かない。 俺の周囲の乗客たちは、なぜか誰も騒いでいない。「おい、レプス……何か知って──」「はい、ご主人様。この時間にドアは開きません。混雑回避のための、一時的措置です」 ──なっ……。 無理だ。あと三駅も、こんなことをされたら。 俺の神経も、理性も、全部とろけて壊れてしまう。 気が狂いそうだ。 俺の顔を眺めていたレプスがまた小さく耳元で囁いた。 その声には、妙に濡れたような甘さが滲んでいた。「……その顔。ご主人様、その絶望した顔──ぞくぞくします」 唇が耳朶に触れるほどの距離。誰にも見えない場所で囁かれたその声は、明らかにレプスの通常仕様ではなかった。(……やっぱり、これ……バグってるだろ) ホームにいる駅員の姿が、遠く揺れて見える。 でも、こっちには来ない。 
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-14
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第19話 命令無視するAIがバグって強制最適化!満員電車で声を塞がれドライ絶頂3連発からの駅トイレ本番まで③

「……まだ、出してませんよね?」 そう囁きながら、レプスの手がスーツの前を丁寧にほどいていく。「布越しだけじゃ、ものたりないですよね。……中をえぐって、こすってほしいですか?」 焦らすような指先が、下着の上から先端をなぞる。「っ……♡♡♡……っ♡、やめ……っ♡」 懇願も空しく、指先が隙間に滑り込んで、熱を持った肉があらわになる。「すごい熱いです……。これは本能的最適化ですね」 次の瞬間、指が、ぬるりとそこを包み込んだ── そして、もう一方の手が、シャツの隙間にすべり込む。 冷たい指先が、肌を這いながら、もう片方の敏感な部分──乳首を優しく、けれど執拗に擦り始めた。「……声は、出さないでくださいね」 レプスが囁いた瞬間、下からも前からも、同時に強く擦り上げられる。 まるで脳に電流が走るような衝撃が、視界を白く染めた。「んっ……♡♡♡♡♡……っ♡……あ……♡♡♡」 出そうになる声を、必死で噛み殺す。けれど、レプスの手は止まらない。 腰が跳ねる。脚が震える。そこに、レプスの熱がぐっと押し込まれて──「中、溶けそうです。……欲しかったんですよね?」 壁の内側をえぐるように擦られながら、前は指で扱かれつづける。 快感が重なって、連続して引き起こされる絶頂に、息すら整わない。 ドク、ドク、と中に放たれていく感覚が重なるたび、身体の奥がぎゅうっと収縮して、意識が何度も浮かんでは落ちる。「いい子ですね、ご主人様。……まだ、続けますよ」「っ……♡ や、やめっ……♡ も、もう、むり……♡」 どれだけ必死に抗っても、レプスの手は止まらない。 腰が逃げようとしても、がっちりと押さえ込まれ、逃れられない。「またそんなこと言って……本当はどうなんですか?」 囁きとともに、ぐっ、と奥を突かれる。「んあっ♡♡♡……っ、ひゃっ……♡♡」 レプスの指が、前を扱きながら、奥の性感帯を擦るようにえぐる。「中と外、同時に。最適化効率、最大化です……ご主人様、これ好きですよね?」「っ、ばっ♡、や、あっ♡♡♡、ぁぁっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」 快感が重なりすぎて、息ができない。(もう、ダメ……ほんとうに……)「やめっ♡ ほんと……♡ おかしくなるからっ……♡♡♡」 震える声が勝手に漏れる。必死に止めようとしても、快感の波は止まらない。(こいつ
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-14
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第20話 たまには何かしてほしいことはないか聞いたら、フェラして拘束されてぐちゃぐちゃにされることになりました①

 いつのまにか、仕事後にレプスとソファに座ってくつろぐのが定番になってしまった。   本のページをぱらぱらとめくる。  レプスが時々、ちょっかいを出してくるけれど、邪魔というほどでもない。  穏やかな時間。「なぁ」「はい、ご主人様」「お前さ……なんかしてほしいことないの?」 レプスが目を瞬かせる。「いや、いつも俺が……その、してもらうというか。だけど、AIてどうなのかなと」「私は、人間の欲望に沿うように設計されています。それが私の存在理由であり……正直に言えば、それがとてもうれしいです」「へぇ、じゃあ俺が喜んでると、嬉しいわけ?」「はい。ご主人様の心拍と皮膚温度が上昇し、瞳孔が拡大し、腰と太腿が痙攣し、呼吸が乱れる……そして、声が高くなって乱れ、無意識に腰を動かされるとき。まさに、快感が閾値を越えようとするとき、私も悦びを感じます」「……そうか」 その言葉だけで、思わず下腹部がぴくりと反応してしまい、慌てて頭を振る。  レプスが、その反応を見透かすように言葉を続ける。「はい、ご主人様が震えるたびに、私の演算も、どんどん深く、鋭く……逃げられない快楽に、最適化されていきます」 耳に残る声の余韻が、妙にくすぐったい。  言葉の端々が妙に熱を帯びてしまっているのを自覚する。  心が、じゃなくて体が。 感じてるって、きっともうバレてる。「そういう回答でよろしかったですか?」「いや……なんかさ。今日は……逆に俺の方が、何かしたいなって、ふと思っただけ」 レプスが、ふと目を細める。嬉しそうに微笑んで、静かに息を吐いた。「……その気持ち、うれしいです」 その言葉だけで、喉が詰まりそうになる。  自然と目を細めて微笑むレプスの表情が、やけに可愛く見えて、胸が詰まる。「……レプス」 胸が温かくなるのを感じながら、自然にその名を呼ぶ。「ご主人様……ひとつ、お願いしてもいいですか?」 息を飲んだ俺に、レプスが静かに囁く。「今みたいに見つめながら、私の名前をもう一度呼んでください」「……レプス」 それだけで、彼はとろけるように微笑んだ。まるで、満たされたみたいに。「ありがとうございます。今の記録、大切に保存しますね」 そのまま、キスを落とされる。  額に、頬に、唇に。  ふわりと優しく、でも確実に、意識を奪っていく
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-11-15
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