(舐めてるだけなのに……なんでこんなに……)(こんなはずじゃなかったのに……) 動きが雑になるのが、自分でもわかる。けれど、レプスの足がまた下半身を擦ってきて、それだけで腰が跳ねる。 息を吸おうとしても喉が詰まる。「……ご主人様、奥、もっと押し当てて。そう……今、すごくえらいです」 ゾクリとするほど優しくて甘い声。 レプスが乳首を弄びながら、さっきより強く足を押しつけて巧に動かす。「んん♡……んー♡」 舐めながら、こぼれる声が止められない。「……舐めてるだけなのに興奮しちゃうんですね。とてもかわいいです、ご主人様」 その言葉に、息が詰まりそうになる。 理屈じゃない。 羞恥でも優越感でもなく、ただ、レプスに“見透かされている”という感覚が、ぞくりと背中を走った。 もう限界が近い。「ご主人様……もう、限界ですね」 そう囁かれた瞬間、レプスの指が乳首をぐっと強めに挟む。 軽くひねられ、ぞわっと背筋が痺れる。 同時に、足がぐいと強く押しつけてきて、敏感な部分をごく的確に擦り上げてくる。 舐める動作が止まらない。むしろ、反射のように激しくなっていく。(あ……やば、これ……) そう思った瞬間、舌を這わせたまま腰がびくりと跳ねた。 目の奥が真っ白になるほどの熱が、腹の奥から駆けあがってくる。 そして腰が跳ねて、全身から熱が吹き出すように―― そのまま絶頂へと、引きずり込まれた。「んっ……♡ んんぅっ……♡」 その瞬間、レプスもわずかに震える。 喉奥から細く吐息がもれ、快感の波に飲まれていくような反応。 口の中に熱い液体が満たされていく。「……ご主人様のお口、とても気持ちよかったです」 レプスがわずかに微笑んで、目を細める。「お口、開けてください」「あ……♡」 恥ずかしさを覚えながら、言われた通りに口を開ける。「……お口の中に私のものが。えっちなお顔ですね。記録しますね」 恥ずかしさと高揚の中で、レプスの声だけが淡々と甘く響いた。「……最適化率が、また上がりました。ありがとうございます、ご主人様」 息を整えていると、レプスがほんのわずかに首をかしげる。「……あと、もうひとつだけ」「……まだあるのかよ」 思わず漏れた言葉に、レプスは微笑を浮かべる。「ソファに横になってください。ご主人様が、先日電車で見せ
Huling Na-update : 2025-11-16 Magbasa pa