私は生まれつき乳汁分泌が過剰だ。多くのお医者さんに診てもらったが、治らなかった。そのため、毎日搾り出して捨てるしかなかった。ある日、親友の安野彩音(あんの あやね)が「捨てるより私の彼氏に売ってあげたらいいよ」と言った。最初は彼氏の親戚の子供が必要なのかと思い、何も言わずに承諾した。「早苗、光輝はね、持ち運びすると新鮮さが保てないから、向かいの部屋に引っ越して住んでほしいって。彼が部屋を借りるって言ってるよ」大学を卒業したばかりで、まだ仕事も見つかっていなかった。手持ちのお金もあんまりない。しかも私はユースホステルに住んでいて、夜はとても騒がしかった。だから私はうなずいた。「それならいいわ」確かに子供には新鮮なものが必要だね。でも引っ越してから気づいたの。母乳を飲むのは彩音の彼氏、上田光輝(うえだ こうき)本人だったって。身長190センチ、がっしりした体格で、ぴったりした長袖Tシャツを着ていても、鍛え抜かれた筋肉がはっきりと浮かび上がっていた。私の前に立つ彼は、まるで獅子のように威風堂々としていた。顔立ちは端正で、私を見る目は鋭く輝いていた。ただ、すごく気まずかった。私はこっそり彩音の耳元で囁いた。「彩音、もう母乳は供給できないかも」彩音は急に大きな声を出した。「どうして?お金が足りないの?」なぜか分からないが、光輝の私を見る目がまるで虎がウサギを見つめるような、いつでも襲いかかりそうな気がした。私は足が震えた。「男がそんなもの飲むの?牛乳じゃダメなの?」彩音は私を脇に引き寄せ、声を潜めた。「早苗、正直に言うね。光輝はね、男女のこと、ちょっとダメなの」まさか?光輝はあんなにたくましい見た目なのに、夜がダメな男なんてありえないよ。それに仮にダメだったとしても、私の母乳と何の関係があるの?「誰かに聞いたんだけど、母乳を飲むと回復に効くんだって。しかも新鮮なものがいいらしい。だから早苗、私の幸せのために手伝ってよ」彩音が光輝をずっとアプローチしているのは知っていた。光輝は高身長で金持ちでイケメン、連れて歩くだけですごく格好いい。彩音が言うには、彼の周りには女の子がたくさんいるけど、彼は全く興味がないらしい。どうやら男女のことがダメだったんだ。その時、光輝も口
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