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第3話

Auteur: 煎餅ちゃん
家に帰ると、彩音が駆け寄ってきて、佐々木晃(ささき ひかる)に会ったのかと聞いてきた。

晃は、今日私のラインを登録してきた男。

私はうなずいた。「うん」

彩音は私の肩をポンと叩いた。「あら、確か彼が一番しつこく言い寄ってきた男だったよね。どうやら二人は縁があるみたいね」

私「はあ……」しか返答できなかった。

私が承諾していないのに、彩音はなんと晃と勝手に約束を取り付けて、私まで巻き込んだ。

「早苗、晃はあなたの上司よ。礼儀として、一杯おごってあげて」

面接の結果もまだ出ていないのに。

彩音はさらに続けた。「早苗、ケチケチしないで。あなたの誠意を込めたこの一杯おごれば、入社もすぐそこじゃない?」

彼女の強い勧めで、私は仕方なく立ち上がって、晃と乾杯した。

しかし酒を飲むとすぐに、意識を失ってしまった。

ぼんやりと意識が戻った時、ホテルの大きなベッドに横たわっていることに気づいた。

起き上がろうとしたが、全身がだるくて動けない。

すると、そばから彩音と晃のキス音が聞こえてきた。

「相変わらず酷いもんだ。昔、俺が早苗を追いかけ回してた時、お前はいつも早苗はブスで俺にふさわしくないって言ってたじゃないか。わざと何度も俺と寝て、俺を夢中にさせたのに。再会しても相変わらず最悪な女だな。彼女が美人になったからって、平気で俺に譲るなんて」

彩音は得意げに言った。「あなたたち、彼女の胸が好きなだけだよね?今夜は好きにすればいい。ただ一つ条件がある。痕跡は多ければ多いほどいい。そうすれば、こんなブスには私の男を奪う資格なんてないからね。

忘れないでね、彼女が目を覚ましたら、私たちは彼女があなたにまとわりついてきたって口を揃えるんだよ」

私の心は冷たくなった。

親友の彩音はずっと私を裏切っていた。

でも私は彼女と男を奪い合うつもりなんてなかったのに。

二人がキスする音が大きく、エッチなことをする寸前に、彩音は彼が後で私に対処する力がなくなるのを心配して去っていった。

晃は浴室に入った。

私はベッドからやっとの思いで起き上がり、ドアを開けて外へ駆け出した。

廊下の奥の女子トイレに隠れて、私はスマホを取り出し電話をかけた。

着信履歴のトップに表示されていたのは彩音の番号だった。

皮肉な話だ。

光輝に電話すると、すぐに繋がった。

「助けて」

光輝は慌てて住所を聞き、すぐに駆けつけてくれた。

光輝の姿を見た瞬間、胸のつかえがすっと消えた。

薬を盛られたと伝えた。

私の紅潮した顔と荒い息遣いを見て、彼は一言も言わずに私を抱き上げ、地下駐車場へ急いだ。

「病院に連れて行く」

薬のせいなのか、私は彼の匂いをむさぼるように求めた。

彼と一体になりたいと強く願った。

「光輝……光輝……」

私は彼の服を掴み、ひたすら彼の胸に潜り込もうとした。

彼が私を車の後部座席に抱き上げた。

その瞬間、私はもう我慢できず、彼に引き寄せられるまま、彼を押し倒すようにして、その上にまたがった。

光輝は私の行動に驚いて、動けずに私を見つめた。

私は彼の首に腕を回し、唇を差し出した。

触れようとした瞬間、光輝は乱れた息遣いで私を押し返した。

「早苗、やめてくれ」

どうして?

彼の恋人が私をこんな目に遭わせたんだ。

なぜ復讐してはいけないの?

胸の奥から怒りの炎がぐつぐつと湧き上がる。

「私、欲しくないの?」

なりふり構わず彼に寄り添い、彼の体の変化を感じ取る。

「男ってみんな胸が大きくてお尻がプリッとした女が好きなんでしょ?私は理想通りでしょ?なぜ拒むの?」

さっきから、体の熱さに耐えきれず、私は自分の服を引き裂いていた。

私の豊かな胸が大きく露わになり、深い谷間が彼の目の前にあった。

光輝の視線は私の鎖骨に落ち、その眼差しは溶けそうになった。
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