Semua Bab 王太子に転生しましたが、なぜか悪役令嬢に土下座する羽目になりました: Bab 11 - Bab 13

13 Bab

第11話【近いうちは翌営業日】

【書記官 ジュゼッペ視点】「外務卿《がいむきょう》、お呼びでしょうか」 この日の昼下がり、私は外務院《がいむいん》に呼び出された。 どうしたのだろうか。「モンペリエ王宮書記官《おうきゅうしょきかん》、突然ですまない。実は、外交文書《がいこうぶんしょ》がルイッツホーフ公爵家宛《こうしゃくけあて》に送られてね」 ルイッツホーフ家。 我が王国でも有力な公爵家。 その令嬢《れいじょう》であるユリアナは、先日まで王太子《おうたいし》であるレオポルド殿下《でんか》の婚約者《こんやくしゃ》だった。「何か問題があったのでしょうか」 王家から出された国内の公爵《こうしゃく》や侯爵《こうしゃく》宛の外交文書は、外務院を通して出される。 それ自体は問題ない。「ああ。その外交文書は、レオポルド殿下《でんか》から公爵令嬢《こうしゃくれいじょう》のユリアナ嬢|個人《・・》へ届けられていてね」 婚約破棄した関係であるが、何故個人宛に外交文章が。 確かに何か問題が起きている可能性がある。「先程、ルイッツホーフ家使用人のサルチャク・ウール氏より、外交文書から私信《ししん》への取り下げを要請してきた。回答は公爵家の規則《きそく》に則《のっと》って明朝《みょうちょう》までにすると」 外交文書を私信にしてほしい? どういうことなんだ。「封筒は外交文書用だったし、王家の正式な印も押されていた。だから、そのまま送ったんだが」 もしかして間違えたのだろうか。 実物を見ていないので分からないが。「侍女のレーナ・ニコシアが、封筒と印から判断して届けたらしい」 変に質問しないよな。 完璧に形が決まっているなら、信じるだろう。「殿下に状況を確認して、こちらに伝えてほしい」「分かりました」 面倒《めんどう》なことになったな。 だがやらないと。(形式だけが先に走る。それが一番、厄介《やっかい》だ) とりあえず王宮
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-05-01
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第12話【宰相からの説教】

「講習会《こうしゅうかい》ですが、明日でよろしいでしょうか?」 ユリアナ嬢からの返信を受け取った後、クレア嬢からはそう言われた。「そうだな」 夕方遅くになっているから、クレア嬢も疲れているはず。 また拒絶したら、俺を巻き込んで転生されそうだ。 俺自身も疲れているから、明日で良いな。うん。 そう思って、机の上の書類などを片付けていく。「殿下、デメルジス宰相閣下《さいしょうかっか》がお呼びです」 するとガスペリからそんな伝言が。 宰相から呼ばれるって、何かしたのだろうか。 いや心当たりがあるとすれば、アレ《・・》なんだが。「どういった理由だ?」 ガスペリに問いかける。「それは、今日送った封筒についてのものだと」 返ってきた返事は、やはりそうだった。 流石に呼び出されるよな。 とはいえ、事務ミスの確認だろう。「分かった。下がっていい」 俺は頷《うなづ》いて、彼を出ていかせる。「では、殿下。本日は失礼します」「ああ。明日……頼むな」 クレア嬢も同時に俺の執務室を後にしていた。 苦笑いしながら、彼女を見送った。 そして俺は執務室を出ていって、宰相の執務室へ。「失礼します。レオポルドです」「どうぞ」 執務室には宰相が椅子に座って、仕事をしていた。「座りなさい」 宰相は応接用のソファに座らせる。 机の上には空のカップとポットが。 彼はゆっくりとポットから紅茶を入れて、差し出した。「飲め。喉が渇いていると、人は余計な言葉を使う」 そう言われて、俺は身構《みがまえ》てしまった。 デメルジス宰相は、重要な話をする時に紅茶を用意するから。 俺は恐る恐る飲んでいく。 味は分からなかった。ただ温かさだけが、喉《のど》を通った。 飲み干すくらいには、熱く
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-05-02
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第13話【今回は完璧だったはずなのに】

 ユリアナ嬢からの返信が届いた次の日。 封筒を間違えた上、宰相《さいしょう》に怒られたので、疲れを感じながら熟睡した。 本当、よく眠れたよ。 という事で、執務室にてクレア嬢の講習会三日目が行われていた。「お二人、本日もご一緒ですね」 侍女のレーナが紅茶のカップを置きながら、そう呟《つぶや》いていた。「講習をしないといけませんから」 はっきりとクレア嬢はそう言い放った。「見学してもよろしいでしょうか?」「君も見るのか?」 レーナがそう問いかけているが、俺達は転生前の知識もあるんだが。 その部分に関しては、大丈夫なのか?「はい、気になりまして」 微笑《ほほえ》みながら、そう話していた。「昨日は誤って、殿下の封筒を外務院《がいむいん》に届けてしまいましたし」 そうだったよな。 彼女に渡していたから、昨日の騒動《そうどう》になったんだっけ。「良いんだ。外交文章用の封筒に入れたからな」 俺が悪いからな。 宛名《あてな》で内務局《ないむきょく》に届けるように判断してくれって、分かるわけないから。「それもありますので」 だから聞きたいんだな。「少々専門的なお話もしますが、よろしいでしょうか?」「問題ありません。質問もしないので、邪魔《じゃま》はしないかと」 クレア嬢はそう訊いていたが、レーナは同意していた。「分かりました」 頷《うなづ》いて、レーナは部屋の端で傍観《ぼうかん》したのだった。「さて、昨日や一昨日の続きといきましょうか」 メモや本を持ちながら、彼女はこの講習会を始めていった。「お願いする」 机には書き取り用の紙が。手にはペンを持つ。 これって、高校生だった時を思い出すな。 まあ、王太子しても俺付きの教師から教えてもらっていたので、同じなんだが。 そう思っていると、クレア嬢は長った
last updateTerakhir Diperbarui : 2026-05-03
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