All Chapters of 声しか知らない嫁さんと本当に付き合う: Chapter 21

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二章第七話

「うへ……うへへ……」「なるほど、昨日の充からみてこの顔だったのか……確かに気持ち悪い」 うへへ………はっ!いかんいかん。また顔がにやけていた。 指で頬の筋肉を下に下げてなんとか、ニヤつかないように努力………うへへ……はっ! またにやけていた頬を両手を使って全力で筋肉を下げる。くぅ……俺よ!そんなにメリィちゃんとのオフ会デートが楽しみなのか!? 楽しみに決まってんだろぉぉぉ!! 彼女いない歴イコール年齢プラス画面越しの子に片思い2年継続中だぞ!?これが楽しみじゃないならそもそも人として終わっていると思う。 叫びたい。今めっちゃ心に迸っているこの形容しがたい気持ちを外に出したい。今すぐにでも、横にある窓を思いっきり開いてから「メリィちゃぁぁぁん!!」と叫びたい。心が叫びたがってるんだ。「よしよし、充。まず1回俺に話してみ?話してみたらそのニヤニヤ止まるぞ。ソースは俺な」「ふむ………」 一理ある……ってか一理しかない。昨日もそうだったもんね。「聞いて驚くなよ在原……なんと俺、今度メリィちゃんとオフ会デートすることになったんだ」「はぁ、オフ会デートねぇ……………」 ………………………「オフ会デートォォォ!?」「ばっかお前、声がでかい」 とりあえず席座れ。クラスメートから「またあいつらか……」見たいな目で見られてんだろうが。 ………しかし、なんだ。こいつが叫んでくれたおかげで、この胸の形容しがたい何かが薄れた気がする。そこは感謝しよう。めちゃくちゃうるさかったけど。「………お前何それ、超羨ましいんだけど」「お前もシルバさんとオフ会すれば?」「バカお前……恥ずかしいだろうが」「乙女か」 全く………普段もゲームスタイルもお前は押せ押せだろうが。お前が恥ずかしがってどうする在原。後、男が恥じらってもなんの需要ないから、指先同士でちょんちょんっとするのやめろ。控えめに言って気持ち悪い。「……確かに、なんか話したらスッキリしたわ」「だろ?俺も昨日はこう……なんかむず痒い気持ちがむねのなかにあったんだよ」「分かるー」 さっきまでそれ。なんか嬉しいやら楽しみやらな気持ちがごちゃ混ぜになって、体の中で受け止めきれなくなり、外に溢れた結果が俺たちのにやけなのだろう。「……ま、俺から言えることはひとつだな。ゴールデンウィークのいつかは知ら
last updateLast Updated : 2026-08-17
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