最近'富豪刑事'のファンフィクションを読み漁っていて、特にDaisukeとHaruのトラウマを扱った作品にハマっているよ。AO3で見つけた'Shadows of the Past'っていう作品がすごく深くて、Daisukeの幼少期の虐待とHaruの父親との確執を並行して描いてる。2人がお互いの傷に触れるときの描写が繊細で、Daisukeが初めてHaruに弱みを見せたシーンは胸が締め付けられた。作者は警察仕事の描写もきちんと残しつつ、心理的な成長を丁寧に積み重ねていて、最終章で2人がお互いの傷を受け入れる瞬間は本当に感動的だった。
特に印象的だったのは、HaruがDaisukeの'完璧な富豪'という仮面を剥がす過程で、自分もまた'完璧な刑事'という偽装を手放せるようになる描写。'富豪刑事'の設定を最大限に活かしつつ、原作では深掘りされなかった部分をファンフィクションならではの解釈で埋めている。トラウマの克服を単なる癒しで終わらせず、2人の関係性の新たな段階として描いている点が秀逸だと思う。