絵作りの視点から見ると、僕は別の角度で答えたくなる。'harutobi no mori e'が参照している可能性のある実在モデルの一つに、紀伊半島の熊野古道周辺があると感じるからだ。熊野の山並みや古道には、霧が立ち込める谷間、石畳の参道、苔むした石塔や小さな祠が点在しており、作品に流れる時間感や信仰の痕跡とよく合致する。
余談だが、風景をモデルにした作品を比べると、たとえば'君の名は。'が実在の都市・神社を過剰に写し取ったのに対して、'harutobi no mori e'は要素を抽出して“森の記憶”を描くタイプだと僕は思う。だから明確な一点を挙げるより、熊野のような古道と山里の複合的影響を想定するのが現実的だと感じる。
2025-10-10 20:12:39
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Quinn
支援者
警察官
野外観察をしてきた経験から述べると、北海道の山岳林、特に大雪山系のような針葉樹主体の深い森も'harutobi no mori e'の雰囲気に通じる部分がある。ここでの森はスケールが大きく、気候帯の差が景観に反映されるため、作品の中に漂う孤高な静けさや、季節の変化が強く出る描写と相性がよい。