私がいなくなった後息子の大学入試が終わったその日、私は末期がんで病院のベッドで息を引き取った。
夫はホテルで初恋相手を抱き寄せながらこう呟いた。「あいつ、いずれ君に場所を空けると思ってたよ」
息子は夜通しバーで遊び、酔っ払った勢いで友人に愚痴をこぼした。「俺の人生を全部コントロールしようとしてさ、マジで離れたかったんだよ」
姑は近所の人と世間話をしながらこう言った。「あの嫁は何もせずに食べてばっかりでさ。いっそいない方がマシだったわ」
もう、彼らに何も言い返すことはできない。
でも、これでようやく彼らの望みが叶ったのだ。