'One Piece'のReiju姉さんを主人公にした『The Price of Love』が私のバイブル。家族に裏切られてもなお愛し続ける彼女の姿が、切なすぎて胸が締め付けられる。このファンフィクションでは、彼女が幼少期からどうやって自己犠牲の精神を培ってきたかが丁寧に描写されていて。最後に彼女がようやく自分自身のために生きることを選ぶシーンは、何度読んでも鳥肌が立つ。
Vinsmoke兄弟とサンジの関係を描いたファンフィクションで、特に印象的だったのは『Ashes of the Past』だ。
この作品は、サンジがジェルマ王国に戻った後の心理的葛藤を深く掘り下げている。特に、イチジとニジとの緊張関係が、武装色の覇気のように濃密に描かれている。
作者は、血の繋がりと選択した家族の間で引き裂かれるサンジの苦悩を、厨房での料理シーンと戦闘シーンを対比させながら表現していて、ページをめくる手が止まらなかった。
最終的に、サンジが「黒足」としての誇りとVinsmokeとしての宿命をどう統合するかが見所で、『ONE PIECE』本編では語られない空白を埋めるような展開が胸を打つ。