最近読んだ'呪術廻戦'のファンフィクションで、禅院真依を主人公にした'Black Petals in the Wind'がすごく印象的だった。戦闘描写が原作さながらのスピード感で、特に呪具を使った連携攻撃のシーンは鳥肌モノ。恋愛要素はゆっくり進行するタイプで、伏見との関係性が氷解していく過程が繊細に描かれてる。作者の戦闘美学と心理描写のバランスが絶妙で、最後の京都校屋上での決闘シーンは感情の爆発とアクションが見事に融合していた。
もう一つおすすめなら'A Thorned Rose Blooms'。こちらは真依が呪術高専時代のエピソードを軸に、五条悟との師弟関係を絡めたストーリー。非情に見える彼女の内面にある葛藤が、戦闘スタイルの変化として表現されてるのが秀逸。恋愛要素は控えめだが、冥冥との複雑な関係性が戦闘シーンを通じて暗示される仕掛けが面白い。