作者がラジオ番組で語ってたんですが、あの独特のセリフ回しには苦労したみたい。『キャラクターが自然に
毒を吐く感じ』を出すために、実際に知人の悪口をノートに書き溜めて研究したとか。でもそれはあくまで練習で、本編では誰かを特定してモデルにしたわけじゃないと強調してたな。
面白いのは、連載初期のアンケート結果が振るわなかった時期があったこと。読者から『主人公がやりすぎで共感できない』という声が多かったらしい。そこでストーリーに変化をつけて、徐々に人気が上昇したんだって。逆境をバネにするあたり、作風と作者の姿勢がリンクしてる感じがする。