海外では『bird brain』という表現が『鳥頭』に近いニュアンスで使われています。文字通り鳥の小さな脳を連想させるこのフレーズ、面白いことに実際の鳥の知能はかなり高いことが研究でわかっているのに、人間同士の会話では軽蔑的なジョックとして定着していますね。
イギリスでは『pea brain』(エンドウ豆サイズの脳)なんて言い回しもあって、これがまた妙にしっくりくる表現。特にサッカーの試合中に解説者が選手のミスを指摘するときなんかに頻出します。アメリカの高校ドラマ『Gossip Girl』でブレアが誰かをバカにしているシーンを思い出すような、上流階級のお嬢様が使いそうな洗練された悪口でもあります。
スラングのバリエーションとしては『cabbage head』(キャベツ頭)や『potato head』(ジャガイモ頭)といった野菜シリーズも存在。『Two and a Half Men』のチャーリー・シーンがバーの常連客を茶化す時に使っていたのを耳にしたことがあります。食べ物ネタだと『donut brain』(ドーナツの穴=中身なし)なんてクリエイティブな表現も。
ただし注意したいのは、これらの表現が実際の知能を批判しているわけではなく、どちらかというと『空気が読めない』『天然』『勘が鈍い』といったニュアンスで使われることが多い点。『The Big Bang Theory』のシェldonがペンnyを『bread bowl』(パンの器)と呼ぶような、ユーモアを込めたからかい方に近いかもしれません。
「世も末」を英語で表現するなら、直訳的な 'the world is ending' よりも 'the end times' という表現の方がニュアンスが近い気がする。宗教的な終末観を含む場合もあれば、単に世の中がめちゃくちゃだと感じるときにも使える便利なフレーズだ。
海外のドラマ『The Good Place』では、'Everything is fine!'と言いながら社会の不条理を描くシーンがあったが、ああいう皮肉の効いた表現も近いかもしれない。現代の若者文化だと 'society is crumbling' みたいなミームっぽい言い回しも流行っている。時代ごとに表現方法が変わるのが面白い。
思い出せば、海外のファンと『銀魂』のギャグシーンについて話していた時のことだ。登場人物が腹を抱えて笑う場面に遭遇し、英語圏の友人は「burst into uproarious laughter」と表現していた。
確かに「uproarious」には「騒々しいほど大爆笑」というニュアンスがあり、日本の「哄笑」が持つ賑やかな笑いのイメージと重なる。特にアニメのワンシーンを説明する際、この表現は登場人物たちのエネルギーをよく伝えられる。
文化によって笑いの表現方法は異なるが、コミュニティで作品を共有する際には、こうした微妙なニュアンスの違いを楽しむのも一興だ。英語には「howl with laughter」といった動物の鳴き声を連想させる表現もあり、比較するとなかなか面白い。