「なりうる」と「なりえる」どちらが正しい?文法のプロが回答

2026-03-08 11:13:33 138

3 Answers

Lila
Lila
2026-03-09 22:49:27
日常会話で『なりえる』を使う人は多いですが、正式な文章では『なりうる』が推奨されます。この違いは日本語教育の現場でもよく話題になります。

『得る』という動詞の特殊性が原因で、可能形に二つのバリエーションが生まれました。文法的には『う』抜き現象と呼ばれる音韻変化の結果、口語表現として『える』形が広まったのです。

面白いことに、この表現の選択は話者の言語感覚を反映しています。保守的な人は『なりうる』を、柔軟な考えの人は『なりえる』を使う傾向があるようです。
Gavin
Gavin
2026-03-14 09:28:52
日本語を学び始めた頃、活用形の違いに戸惑うことがよくありました。特に『なりうる』と『なりえる』の使い分けは微妙で、最初はどう使い分けるべきか迷いましたね。

調べてみると、『なりうる』は文語的な表現で、より正統な文法として認められています。一方『なりえる』は口語的に広まっており、現代の会話ではしばしば耳にします。専門家の間では『なりうる』が正しいとされていますが、言語は時代と共に変化するもの。現実的にはどちらも使われているのが実情です。

興味深いのは、若い世代ほど『なりえる』を使う傾向があること。この現象は言語の自然な進化の一例と言えるでしょう。
Thomas
Thomas
2026-03-14 10:39:07
文法の正確さを気にする人ほど、『なりうる』と『なりえる』の違いに敏感かもしれません。日本語の動詞活用は複雑で、『得る』の特殊な変化形がこの混乱を生んでいます。

歴史的に見ると、『得る』の可能表現は『えう』から『えよう』を経て現代の『える』へと変化してきました。この過程で『うる』と『える』の両形が残ったのです。厳密には『なりうる』が文法書に記載されている正しい形ですが、実際の使用では状況や世代によって許容度が異なります。

言語の規範と実際の使用には常に乖離があるもの。このケースもその典型例と言えるでしょう。
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