翻訳の世界って本当に奥深いですよね。
『名は体を表す』という日本語の諺を英語に移す時、直訳すると『The name represents the body』ですが、これだと英語圏の人には違和感があります。英語には『The name tells the nature』という表現がありますが、どちらかと言えば『Nomen est omen』というラテン語由来のフレーズが近いかもしれません。特に『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン教授(Remus Lupin)の名前が狼(lupus)を連想させるように、キャラクター名に特性を込める文学的手法は東西共通です。
面白いのは、日本語の『体』が『本質』を指すのに対し、英語では『nature』や『essence』といった抽象的な単語が使われる傾向があること。文化によって『名前』と『実体』の結びつき方のニュアンスが変わるのが興味深いですね。