ネット文化の研究者たちは『うんぱっぱ』現象を、音と言葉のゲシュタルト崩壊として説明することがある。元のフレーズ『on peut pas』(フランス語で『できない』の意)が日本語の音韻体系で再解釈される過程で、意味よりも音の面白さが優先された好例だ。特に『ぱっぱ』という繰り返し音節が、日本語の擬音語的親しみやすさと相まって、記憶に残りやすいフレーズとして認知された。
Uriah
2026-01-30 10:33:28
言葉の伝播経路を分析すると、『うんぱっぱ』は典型的なミーム的拡散を示している。最初期には『フレンチ・ポップス』のサビ部分『on peut pas』が空耳ネタとして流通し、後に『けものフレンズ』のOPテーマと融合する形で定着した。興味深いのは、この言葉が単なる空耳を超えて、特定の感情やノリを表現するインターネット・ジェスチャーとして機能している点だ。若年層を中心に、楽しい気分やテンションの高まりを表現するための『意味を持たない言葉』として、コミュニケーション・ツール化している。