ayuの音楽スタイルの変遷を辿ると、デビュー時の『A Song for ××』で見せた切ないバラードから、『Boys & Girls』のようなエレクトロポップへの転換が鮮烈だった。2000年代初頭は『Duty』でロックテイストを加えつつ、『MY STORY』ではジャズやR&Bの要素を取り入れるなど実験的な側面も。
2010年代に入ると『Love songs』でピアノを基調としたミニマルなアレンジに移行し、最近の『Remember you』ではオーケストラサウンドと電子音の融合で、まるで過去の自分と現在を対話させるような深みを見せている。特に『M』のような壮大な楽曲と『Microphone』のようなアグレッシブな曲を同じ時期に発表する二面性が、彼女のスタイルの幅広さを物語っている。