英語でまどみちおを読むなら、『midori no Uta』というアンソロジーがおすすめです。訳詩集というより、詩の世界観を英語圏の読者に伝えることを目的に編集された作品で、日本語と英語が対訳形式で掲載されています。 訳が機械的でないところが気に入っていて、例えば『ぼくのあし』という詩では、足の裏で感じる地面の温もりを『the warmth of earth beneath me』と表現しています。こういう細かいニュアンスの再現に訳者の愛情が感じられますね。子供向け詩の持つ普遍性がよく伝わってくる一冊です。